2013/1/14

もうかる家計のつくり方

実際の家計簿がどう改善したか見てみましょう。見せかけの消費や投資が少なくなったことで食費が1万5000円減、娯楽費が1万円減など計4万4000円ものスリム化を実現。筋肉質で、安定した貯蓄余力のある家計に生まれ変わりました。

正しい家計三分法の習得で自分なりの価値観を確立した結果、購入した点数自体が減った半面、1点あたりの単価が上がったものもありました。しかし、お金を使う対象やその判断プロセスの「価値」が生活をかなり豊かにし、また大切に使おうという気持ちを持たせ、無駄は減ったのです。

1月から東日本大震災の復興財源確保に向け所得税を上乗せする「復興増税」が始まるなど、家計の負担増で手取り収入が少しずつ減っていく時代に突入しました。2013年は家計のキーワードとして「価値」が大きく問われ始める年になるでしょう。

横山光昭(よこやま・みつあき) 家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。お金の使い方そのものを改善する、独自の家計再生プログラムで、これまで5400人以上の赤字家計を再生。著書にシリーズ累計38万部『年収200万円からの貯金生活宣言』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)や『お金が貯まる人の思考法 年収の半分を3年で貯める「16.7の法則」』(講談社)などがある。
近づくキャッシュレス社会
ビジネスパーソンの住まいと暮らし