2012/5/10

カリスマの直言

読者からのコメント
きそやまさん、40歳代男性
海外で仕事してました。これだけ情報が氾濫している毎日でも、日本は全くのガラパゴス。日本以外の国では、韓国製の自動車、電化製品が日本製を追い越している現実をどれだけの日本人が理解しているだろう。韓国車の走っていない国は恐らく日本だけ。それらは明らかに日本製より安く、かつ品質、性能、デザイン、信頼性、アフターケアも全く見劣りしないレベルにまで達しています。日本を牽引してきた製造業もこういった状況で本当に窮地なのに、その現実をどれだけの日本人が理解できているのだろうか。それが一番の問題なのでは。
ginka9さん、30歳代男性
牛丼店のような過当競争は経済に悪影響。消費者としては安い方が良いように思えるが、消費者=労働者であることを忘れてはいけない。極度の過当競争にある業界の従業員の労働環境を考えるべき。多くが薄給で長時間労働だ。従業員は帰宅すれば消費者でもあるが、消費する金も時間もない。売り上げやシェアの最大化でなく、利益率が最大になるような質と量の最適化を求める経済社会を目指すべきではなかろうか。
NPSさん、30歳代男性
松井社長の主張の本質が実感としてわかるような気がします。もちろん、安いのがいいとか悪いとかの話題になることもあるでしょう。しかし、低価格で提供することよりも高価値で提供することを追及した商品のほうが支持される時代が来るということだと思います。IPadやIphoneの安売りはほとんどありません。現時点では、ブランド戦略などと認識されていますが、実際多少高くてもアップル製品に他とは違う価値を見出し、買う顧客が多いことがその戦略を支えています。大変興味深い記事でした。
20歳代男性
高くても安くても生産者と小売と消費者が納得できる形態であれば最善なのではないでしょうか。例えばイオンの鮮魚部門では船の一艘買い(捕れた魚を規格外でも全て買い取る)をする事によって生産者は不安定は市場に出さずに一定の収入が得られる、消費者は不揃いとはいえ安く購入できる。個人的には社会に価格が高くても良いものが出回って欲しいとは思いますが、時代の流れが高付加価値思考になってきているかと言えば違うと感じます。どちらかというと現状は「安くてもよいものはよりやすく」「価値のよく分からないものや、絶対的に必要な原材料や素材はさらに高く」の二極化ではないでしょうか。
asobinotennsaiさん、70歳代以上男性
所謂安売りに良質・良品はない。造り手が心を込めて、自信を持って客に売る、買い手も納得で買うのが商売。ブランドで買うのでなく品質を見る眼を各人が持たなければならない。ある程度の代価を払わなければ良品・良質・サービスは受けられないと思う。
江田島平八さん、40歳代男性
松井社長の論は、単に円で表示された価格の安さだけを見て購買力平価を考慮していないように見受けられる。デフレ下の日本では確かに何でも安くなったように感じるが、果たして本当にそうなのか?牛丼一杯200円と言われるが、他の先進諸国において今の200円でどのくらいの物が食べられるのかを考えてみればことさら酷いとは思えない。味噌汁、おしんこ付きで約4ドル強だが、あの程度の軽いランチで4ドル強ならむしろ普通ではないだろうか。証券業界も特に個人相手の手数料が熾烈な価格競争になっているのは事実。しかしどんな業界でも等しく価格競争は発生している。同じ泥沼の競争から一線を画して別のところで戦うのならば、ユーザーに新たな付加価値を提示するしかないだろう。そのようなサービスを、真似されようが何されようがめげずに何度でも構築&ブラッシュアップし、常に他社より一歩先を歩むしかない。厳しいが頑張って欲しい。
やまけんさん、40歳代男性
安い、良い…こうした基準は千差万別。人によって状況によって変遷するもの。1億総中流といわれた時代から人の価値観や経済力までを含み多様化している時代において共通の土台が失われていると思う。ここに安かろう悪かろうといった表現力をもってしても謂わんとしている事と感じ入ることのギャップが大きくなっていることからうまく伝わらないのではないか。独創性が失われつつある現代において企画創造についてもっと注目したいものである。適者生存に共感を覚えるも適者は誰が何をもって判断するか。そうした余裕が損なわれている。
絶対零度さん、30歳代男性
確かに人の価値観というのは様々であり、商品の意匠性や性能を含め、様々に乱立、且つ選択出来る時代である。しかし、今後消費者が価格基準よりも、自分の価値観で物事を選択する時代が加速するとは到底思えない。間違いなく一般消費者は安い方に飛びつくに決まっている。富裕層の考え方は、前を向いているがどこか向くべきベクトルが間違っている。
アキさん、60歳代男性
人件費を含む生産コストを削って徹底的に低価格化する方法に偏り過ぎと私も思います。なぜかニーズによりよくマッチする製品を開発して販売量を増やす事は困難と感じてしまう。低価格にしつつ性能は高めるという半導体の手法をまねたつもりが中身は別物。価格競争だけでシェア争いに勝っても利益は上がらず、結果的に消費者でもある賃金労働者は低賃金で購買力がなくなり、人間社会全体にマネーの循環が滞る。一部の金融業や投機家は儲かっても市場のマネーは循環せず信用増幅が付加価値アップに縛られない投機により市場経済は破綻します。知恵を出して市場ニーズにこたえる製品やサービスを提供してニーズを刺激し給与として一般消費者にマネーを回すところから人間社会の経済活動を再スタートするべき。グローバル化は必然だがそれをやらずに形だけ進めても日本経済は再生しない。
60歳代男性
日本はデフレが20年続いているとしていますが正確には1998年頃からです。しかし実際には10年前より消費者物価は30%位上がっています。消費者物価指数は家計調査で選定された調査世帯を基に指数品目ごとの金額数値を計算し発表してますが100%正しいものではありません。私が10年前に調査した価格(かなりの品目)と現在の価格では間違いなく30%前後上がってます。記事掲載の20年前の特殊な外食産業の牛丼(しかもドル換算したり)を引き合いに出すなど疑問を感じます。
ふみさん、40歳代男性
松井さんは改革を10年前とされているが、私の記憶には15年程度まえのコメントが頭から離れない。当時地場証券の経営者として発言したコメントだ。「新しく欲しい人材は100名いる。しかし不要な人材はその倍いる」(数字とか曖昧ですが)。金融産業は特に変化に疎い産業であるが、経営者が強い意志を持っていれば、これを変えられるのだと。もちろん経営者ではない従業員にもこれを変える事が出来るはずだと。
Nobuさん、30歳代男性
「給料が上がらない今」と言われるが、給料が上がらない理由をおわかりだろうか。消費者が安さを求めるからだ。資源・原料は世界的に高騰する中何とか円安で海外資源の乱高下は防がれているが、上昇傾向に変わりはない。そこで削られるコストは人件費だ。その結果のデフレである。「給料が上がらない」のだと言うことを消費者たる「給料をもらう人」は認識しなくてはならないと思う。
himoriさん、60歳代男性
携帯電話を例にとれば、シャープ850万台対ノキア4億3千万台。その圧倒的な生産量の差が価格差を生み、日本はガラパゴス化しました。途上国の発展を考えれば安売りの時代は始まったばかりで、終わったというのはミスリードです。携帯なら途上国で3~4千円で安売りできる力をつけたうえで先進国では機能を付加して戦わねばなりません。決め手はグローバルマーケットでの「量」の勝負なのです。
クラブマンさん、30歳代男性
フェアトレード等の心の満足を求める人が増えている中で安さだけに消費者は反応しないに同調します。しかし、給料が上がらない中、一消費者として、どうやっていけばいいのかはいまだ不明ですね。ファストファッションや格安居酒屋等の安さの原因がサービス残業等の不当な行為によって成り立っているのは知ってはいても、やはり安いから利用してしまいます。
ゆめじさん、30歳代女性
安ければ良いという風潮はひょっとしたら見直されていくのかも知れませんが、一般庶民の立場からすればこの先税金・社会保障の金額上昇にも関わらず年収が上がっていくことは期待できず、可処分所得が減る可能性もあるので、やはり物価は安いに越したことはないかと思います。ただし物価が下がると雇用などに影響が出るようですので、ただ下げればいいとは思いません。
小倉摯門さん、60歳代男性
松井さんがこの標題に込められた「21世紀的ビジネス像」に全く同感です。21世紀に肝心なのは「価格の高さ安さ」ではなく「価値の高さ」だと確信しています。人々夫々の価値観が夫々に真似ではない個性を生み、夫々の適正価格を決定すると。「価格の高安」は20世紀的なCommodity経済の尺度であって、価格競争に生き残りを懸ける新興国の得意分野だと。日米欧の先進諸国が現在の停滞経済をBreakThruするには、付加価値の高いProduct経済に移行することが肝心だと。そのProductが生み出されれば、国内に新たな雇用機会が生まれ所得水準も引き上げられる。消費行動も価格から価値に着目する。その21世紀の世界では、リーダーの責務は「想像力と創造力」を逞しくするだけではなくビジネスを実践することだと。当然にして強い挑戦心も不可欠になる。リーダーではない中間層も個性的で高度な知識とスキルが不可欠になると。
Mさん、40歳代男性
良い物はコストがかかる事を消費者は理解しており、その時々の状況によって取捨選択していると思います。企業は努力を重ねて、クライアントや消費者のニーズに合う金額を品質を維持しながら行っていますが、それが限界に近くなっている事で、経済の問題が人の問題にまで影響し悪い連鎖となっているという事を社会全体で解決していきたいものです。可処分所得の極めて高い人は是非高い物を購入して経済活動を高めてもらいたいと思います。
40歳代男性
安売り?まだ日本の物価は高いと思うけど。所得に対しての各物価を先進国と比較すると、日本は突出して高いままですが。テレビや雑誌や新聞で口をそろえてデフレって言うのを見てると、裏で何かが動いてるとしか思えませんね。
スイスチーズさん、50歳代男性
サービス業は本来、顧客の要求に応じる産業分野だ。既存のプレタポルテ方式で同一サービスを提供する時代ではない。コストは受益者負担でかつ安価なモデルでないと生き残れない。重要なのは付加価値の提供であろう。特に専門性の高いものはそうである。医療分野も患者個人の需要と付加価値により提供する必要がある。
ドン・ガバチョさん、60歳代男性
歴史的に残る間違った政権を選んでしまった我々国民に責任有り。政権担当者は絶対解散したくない、すればもう権力が手に入らない事を分かっているから。かって歴史的に見てもデフレ下で経済発展、国の発展が出来た国はない。老人は現状に逆らわずこのまま静かに老いていくのがいいのか、孫の時代の繁栄を模索していくのかいいのか?
ウラさんさん、60歳代男性
確かにいいところをつかれていると思います。第3次産業においてだけでなく、製造業においてもこうした発想の転換が求められていると思います。製造コストや売価だけで闘うのではなく、ハードウェア製品の販売に伴うサービスやソリューション提供により会社の収益性を高めるようなビジネスモデルの構築に軸足を移すことが大切な時代に入っているのではないかと思います。
とや ひろし8057さん、30歳代男性
ペンションにはペンションの安さがあり、露天風呂付き客室には客室の安さがある、品質に応じた安さと言っているわけだが、昔からそうなのでは。言うことが無いから口を突いたような世間話で、読者にとって価値があるのか疑問だ。小売希望価格決定の話の次に経営に臨機応変が必要の話が並べられていることが、その感をいっそう強くさせる。市場占有率において、日々、生きのこりを暗中模索している立場は、よく理解できる。ぜひ、どんな年でも安定して資産を増やせる商品を開発して提供してほしい。そうすれば、その金融工学商品こそ安売りされない証券法人の黄金時代を招く。
50歳代男性
安いものを好きで買っている人がいるとお思いですか?大半の人がやむなく買っていると思います。無論例外はあるが、大多数はそうではないでしょうか?
50後半さん、50歳代男性
物においては安物、高級品(何が高級なのかが問題だが)、が有ることは必然です。サービスに於いても同じですが日本国で商売する以上は労基法準拠の上で競争しないと価格崩壊--労働の使い棄て--低賃金、が起こります。労基法は大きな問題ですが…。年寄りのケチはいけません、有る程度年が行ったら良いもの、良いサービスを受け、金の循環をさせないと通帳持ってあの世に、ということになります。小さい話ですが自分ももうエコノミーはやめます。
VRAIさん、60歳代男性
先進国の基準を可処分所得で判断するならPPPの一人当たりのGDPで日本より上位のシンガポール、台湾、香港、ランチはいずれも日本より安い。工場が無人化したら、就職難が更に拡大し、財布の紐が締まる。世界の半数が飢えている状態で、付加価値など無意味だし、付加価値でしか争えなくなっている先進国の体質が問題。我が家にはカメラ付き携帯が6台もある。こんなものはいらない。付加ではなく、機能限定の本物を作ること。そうすれば需要はある。
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