マネー研究所

もうかる家計のつくり方

消費・浪費・投資の3分類でおカネはたまる 家計再生コンサルタント 横山光昭

2012/10/8

しかし、取得した知識や資格が現在の自分に生かされていないのではないかとか、そこにお金をかけてきたことで貯蓄がないという現状に疑問を抱いたようです。これからは貯蓄をしていかなければと思い、家計簿を付けてもみたそうです。確かにお金の流れは把握できたのですが、いまいち自分がこのお金の使い方が良いのかどうなのかが分からなかったと言っていました。家計簿をつけても、大きな疑問が残ったのだそうです。

そこで私は彼にこうアドバイスしました。

(1)今までの家計簿の支出費目の金額の記録はやめる。

(2)使ったものを消費・浪費・投資の3つだけ分類する。

(3)とことん使い方にこだわる。

補足しますと、(1)は食費がいくらとか、日用品がいくらといった金額を記録していくことを軸にした、これまでの家計簿のやり方はやめてみるということです。

次に(2)と(3)ですが、(1)のような区分けをするのではなく、「消費・浪費・投資」の3つだけに分けて記録し、お金の使い方を買った後と、買う前を想像するなどして、使い方にこだわりをもって生活をするということです。

この「消費・浪費・投資」で意識するのは新しいモノサシであり、価値観の形成に大きく有効です。消費とは、最低限生活する上で欠かせない出費全般を指します。浪費は、言葉のとおりでムダ遣いです。投資は、金融商品への投資のみならず、預貯金も含めてですが、自分のためになるような自己投資の出費も含みます。

毎日、一日に使ったお金を3つに分類して記録するのでももちろんいいのですが、なかなか忙しくて毎日記録ができない、家計簿をつける自信ないという人は、消費・浪費・投資と書く3つの箱もしくは封筒などを用意して、単に分類するだけにしておき記録はしないというのでもOKです。

こう3つに分類をすることにより、より使い方が明確に浮き彫りになります。交際費がいくらかなどの金額は不明瞭ですが、得たお金、つまり収入ですが、それがどう使っているのかが割合で把握できるのです。

例えばですが、収入が手取りで25万円の人が、消費支出が22万円、浪費が2万円、投資が1万円と使っていたとします。

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL