猛虎ファンの中でどう応援 初めての甲子園球場他球団・家族向け施設も充実

グッズ販売の担当者らが応援スタイルを話し合い、マネキンを使って提案する

プロ野球のオープン戦が始まり、3月30日の公式戦開幕も近づいてきた。観客動員数が12球団最多の阪神タイガースのチケットは毎年争奪戦となる。一方で「甲子園球場の熱狂的な応援についていけなさそう」「相手チームのファンだけど大丈夫だろうか」と二の足を踏む人も少なくない。そこで甲子園初心者でも安心して楽しめる方法を調べた。

甲子園の公式戦チケットは一部を除き、2月28日に一斉発売される。入場券販売を統括する奥谷隆彦さんによると「ゴールデンウイークや週末、優勝争いの期待がかかる9月分は早々に売り切れる」ので注意が必要だ。

仲間で楽しく観戦できると人気なのが、内野の4~5人用グループ席「三ツ矢サイダーボックス」。掘りごたつ式の座席で靴を脱いでくつろげるうえ、ボックス間に仕切りがあるので初心者も落ち着いて雰囲気を楽しめる。「横一列に座る従来の座席では小さな子供に目が届きにくい」(奥谷さん)という家族連れにも好評で、今年からボックス数を17から28に増やす。

2年前に始めた「ドリームリンクプロジェクト」も、ファンの裾野拡大を意識した取り組みだ。帽子やタオルなど応援グッズのプレゼント日を設けるほか、親子参加型のイベントも開く。タイガース営業部の松井健一さんは「甲子園の熱さは大切にしながら、親子や若いカップルが野球を通して思い出をつくれる場所にしたい」と狙いを語る。