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女子高生の制服スカート丈、大阪なぜ長い 私服風アレンジやねん

2013/12/22

 3年前、東京出身の記者が大阪に赴任した際、街中で見かける女子高生の制服のスカート丈が長いことに驚いた。東京ではふとももが見えるミニが主流だったのに、こちらはふくらはぎが半分隠れるくらい長い生徒が目立つ。独自のファッション感覚なのか。理由を探った。

 10~20代向けファッションブランドが集まるあべのキューズモール(大阪市阿倍野区)へ向かう。大阪府内の私立高校1年生に聞くと「長い方が大人っぽい」「脚を出すのは恥ずかしい」との答え。グループ4人中3人が膝下15センチメートルほどだ。本来は膝丈だが、ファスナーを開けて緩め、ウエスト位置を下げて「無理やり長くしている」と明かす。

 府立高2年生は「短いのは安っぽいし、昔っぽい」ときっぱり。10人以上に聞いたが、学校では長い丈が主流という。「冬は防寒、夏は日焼け対策」という説明にもうなずける。

■校則に「丈は膝下」と明記

 ひょっとして東京でも長い丈が人気なのかも。東京・渋谷へ出掛けたが、ミニが多いのは変わっていない。都内の私立高生は「長いとスタイルが悪く見える。膝上15センチメートルにハイソックスかタイツを履くのが奇麗な脚の黄金比。私服は長めのスカートが好きな子も、制服はミニが普通」と話す。東阪の違いはなぜか。

 大手制服メーカー、トンボ(岡山市)で20年近く制服開発に携わるユニフォーム研究室の佐野勝彦主席研究員に歴史をひもといてもらった。「1990年代後半、ミニスカートにロングブーツ姿の歌手、安室奈美恵さんのファッションが一世を風靡。女子高生が制服に取り入れ、ミニスカートとルーズソックスが全国で流行した」。大阪も当時はミニが主流だったらしい。しかし流れが変わる。

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