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耳寄りな話題

河内音頭でロックやレゲエ? 2拍子なら何でもあり

2013/7/20

耳寄りな話題

もうすぐ盆踊りのシーズンがやって来る。大阪の盆踊りといえば、まず思い浮かぶのが河内音頭だ。関東出身の記者には伝統芸能というイメージが強いが、最近は随分と斬新な曲も出てきているらしい。歴史を遡り、“進化”の様子を探ってみた。

まずは河内音頭のふるさと、大阪府八尾市の市役所を訪ねた。魅力創造室の太田浩子参事が教えてくれたのは9月8日に開かれる「八尾河内音頭まつり」で実施するダンスコンテスト用の楽曲。ホームページで試聴するなりビックリ。

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「ヒップホップ」や「ロック」など3バージョンあってかっこいい。民謡というよりもはやダンスナンバー。「若い人にも地元の音楽に興味を持ってもらおう」(太田参事)との狙いだ。

この曲で練習していると聞いて市立東中学校に向かった。今秋の体育祭に向け、6月から体育の授業で女子生徒がロック調河内音頭で創作ダンスを練習する。放課後、2年生10人がダンスを披露してくれた。

ロックバージョンにアレンジした河内音頭を踊る生徒(大阪府八尾市の東中学校)

節目で決めのポーズが入るなど現代的なメリハリのきいた踊り。音頭のたおやかな手ぶりとは全く別物だ。振り付けはダンスの国際大会の常連校、府立今宮高校のダンス部顧問、春名秀子教諭に依頼した。生徒に従来の河内音頭の印象を聞くと一様に「おばさん臭い」。しかし、このダンスを習い始めて皆、イメージが変わったという。

取材の帰り、八尾市内のCDショップで買った「続、続々カワチモンド」を聞いて、さらに仰天した。民謡調からハワイアン、レゲエ、ディスコにソウルミュージック調と何でもござれだったからだ。

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