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関東大震災の影響? 神戸が洋菓子の街になったワケ 次はエクレアが流行

2013/4/21

 阪神間には神戸市を中心に有名な洋菓子店が多数集中し、「神戸スイーツ」として全国の流行の発信地の一つとなっている。この地域の洋菓子職人は技術コンテストでは上位の常連で、一方の消費者側もシュークリームなどの洋生菓子の世帯別購入額は神戸市が全国トップ級。なぜ豊かな洋菓子文化が神戸に根付いたのか。評判の店を巡って神戸スイーツの最先端を追いつつ、歴史や舞台裏を探った。

■進むスイーツの「小型化」

延べ80人以上の弟子に負けないよう今も腕を磨く高杉良和シェフ(右)

 人気店の一つ、御影高杉・御影本店(神戸市東灘区)を訪ねた。イチゴなど旬の果物を用いたケーキやタルトがショーケースに所狭しと並ぶ。「ハウス栽培で年中入手できますが、季節感は最も重要。旬のものを使えば他の素材の風味も引き立ちます」。高杉良和シェフは話す。

 素材への細かな配慮も不可欠。例えばイチゴも部位によって甘味や酸味が違い、切り方次第で味が変わるという。高杉シェフは「最善のバランスを考えて工夫しています」と人気の秘密を打ち明ける。

 近年の傾向の一つは「小型化」。「自分用に1つだけ買って帰る女性が増え、小さめのものが人気です」(神戸市中央区のファクトリーシン三宮本店)という店が多い。

■フランスのトレンドに敏感

コラーゲン入り モンブランKOBEの「すっぴんマダムプリン」

 機能性をうたう商品も話題だ。モンブランKOBEセントラル店(神戸市西区)ではコラーゲンやヒアルロン酸をふんだんに使ったプリンを販売。おみやげ用に買っていく男性客を新たに呼び込んでいる。ロート製薬が昨年9月にオープンしたスマートキャンプ神戸(神戸市中央区)の売り物は「抗酸化スイーツ」。大豆やクズを素材にした洋菓子が人気という。

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