大阪・伊丹空港、飛び地また飛び地の謎起源は「太閤検地」?

各地の飛び地を調査し「日本列島飛び地の謎」の著作もある地図研究者の浅井建爾氏は「伊丹空港は国有地で、市境が税収入に直接は関係しません。境界線が複雑なまま残っているのは、そのためでしょう」と指摘する。

人工島である関西国際空港にも飛び地があるが、こちらは民間企業。税収入などの点から陸側の大阪府泉佐野市、同田尻町、同泉南市の境界を海を越えて延長する形で3分割されたとされている。

伊丹から飛行機で飛び立つ際、遠く奈良時代に思いをはせつつ、窓から見下ろす風景に見えない境界線を引いてみるのも楽しそうだ。

(大阪社会部 舩越純一)

[日本経済新聞大阪夕刊いまドキ関西2011年11月9日付]

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