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関西人なぜ「ポン酢」が好きなのか

2011/12/10

大阪に赴任して初めての冬。生まれも育ちも大阪の友人から夕食に招かれた。献立は冬の定番「水炊き」。食卓に3本並んだポン酢のラインアップに驚いていると「普通やで。大阪人はポン酢にこだわんねん」。東京と大阪ではポン酢の種類や消費量に違いがあるようだが、それはなぜか。ポン酢事情を探った。

売り場には定番商品だけではなくユズやカボスを利かせたポン酢が並ぶ(大阪市北区のライフ大淀中店)

手始めに近所のスーパーに向かった。ポン酢コーナーには20種類以上が並び、価格は200円程度から700円近いものまで。大手メーカー、ミツカンの「味ぽん」などのほか、地元の大阪府や兵庫県、かんきつ類の産地の徳島県や大分県で製造した見慣れない商品も多かった。

■家ごとに定番

「関東の標準的な店舗では15種類程度ですが、関西では20~25種類置いています」と、全国で食品スーパーを展開するライフコーポレーション大阪本社の仕入れ担当者。関西では料理や好みに応じて使い分けるのが一般的で、品ぞろえが求められるという。ユズ果汁やダシなどが利いた濃厚タイプと、シンプルなタイプに分けると「関西は濃厚タイプが6割、関東は1~2割。高くても『これやないとあかん』というポン酢が各家庭にあって、売れ筋にあまり変動はありません」と教えてくれた。

1本700円近いが根強い人気を誇る旭食品の「旭ポンズ」。大阪人に好まれる味の秘密に迫ろうと、八尾市にある工場に向かった。町工場のような建物の奥から水色の作業着を着た高田悦司社長が迎えてくれた。

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