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暮らしの知恵

2011/6/29

暮らしの知恵

エビスは(写真上から下へ)ヘッドの小型化を進めてきたが、今年に入り発売した製品(下端)は大型ヘッドに回帰

そんなエビスが今年に入り、大型ヘッドの歯ブラシを発売。植毛する穴数を48カ所と小型ヘッドの約2倍に増やした。「歯に当たる面積を増やせば、磨く時間の短縮にもなる」(乾社長)という。

磨き心地を追求し、毛先もどんどん細くなっている。サンスターは先端部分だけ3本に分かれた毛先などを商品化。「毛のどの辺りから細くするかが各社のノウハウ」(同社研究開発部の加藤啓介研究員)となる。

機能面の向上に一役買っているのが関西勢だ。全日本ブラシ工業協同組合の稲田真一理事長によると、国内の歯ブラシ製造業者の8割に当たる約70社が関西に集積。大阪府八尾市や東大阪市内だけで国内の年間生産量の約6割を占める。明治時代に入り、毛に使う中国産の豚毛は大阪港に荷揚げされ、河内木綿の産地では閑散期の内職として歯ブラシに植毛するなど地場産業として成長していった。

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