重み増す少子化対策 自立進み結婚急がず

総務省の「労働力調査」によると、15歳以上の女性のうち働く人の割合(労働力率)は2011年に48.2%。25~29歳に限ると77%に上り、30年余りで約35ポイント上がった。

女性の社会進出が進むとともに、女性が初めて結婚する年齢は上昇。11年は29歳と、30年で3.7歳上となった。一生結婚しないとみられる女性の割合も10年に1割を突破。30年前の2倍以上だ。

みずほ情報総研の藤森克彦主席研究員は「経済的に自立できる女性が増えたうえ、最近は一人暮らしを支えるサービスが充実している。結婚を急がない女性が多くなった」と指摘する。

一方で子育て支援の整備は途上にあり、合計特殊出生率は11年に1.39。やや回復しているものの、30年前に比べると0.35ポイント低い。