N
旅行・レジャー
耳寄りな話題

2013/6/16

耳寄りな話題

「ギネス」とオペラ

提案された組み合わせを実際に試してみると、確かに違和感はなく、お互いの味や香りを尊重した食べ合わせとなっていた。葛飾区の女性会社員(35)は、「ギネスとオペラの組み合わせは予想通り相性が良かった」。豊島区の女性会社員(35)は「エールと栗蒸し羊羹が意外に合う」。好みはそれぞれだが、違和感などを訴える声はなかった。

いたずら心から、講師らの目を盗んで提示された以外の組み合わせを試してみた。例えば、ギネスとマカロンを組み合わせてみると、黒ビールの濃い味とマカロンの柑橘系クリームの味がお互いに強く主張し合い、調和というよりは口の中でけんかしている感じ。「お互い、握手するものを探すのが一番大変でした」と山本さんは振り返る。

ハートランドとダックワーズ

実は、筆者がこのセミナーに参加するのは2月に次いで2度目。前回のハートランドに対する提案はチョコレート(ショウガ入り)だったが、今回からダックワーズに変わった。「過去のセミナー後のアンケートで反応が鈍かった組み合わせだったため、今回から変更した」と理由を明かす。

そういえば、「食品会社で、くさいは禁句。そのような時は独特の香りがすると表現する」「ドイツでは、小麦麦芽が50%以上でないとヴァウツェンと銘打つことはできない」など、ビールやスイーツに関連した豆知識の講義内容も微妙に変化しており、若い講座ゆえ、受講者との双方向のやりとりを通じて成長させていることがうかがえる。

注目記事
次のページ
ビール各社もスイーツ提案