電子書籍も「定額読み放題」、音楽・動画の成功モデル追う
作品を1つずつ購入して所有するのではなく、月単位で一定額を支払えば、コンテンツを好きなだけ楽しめる──。
そんな定額サービスは、「Hulu」など映画やドラマが見放題となるサービスや、ソニーの「Music Unlimited」など音楽の聴き放題サービスではおなじみだ。これらに加え、今後は電子書籍でも「定額読み放題」が定着しそうだ。月数百円で電子書籍がいくらでも読める、スマートフォン(スマホ)やタブレット向けのサービスが相次いで登場してきたのだ(図1)。
特に動きが目立つのは、コミックの分野。2012年12月にスタートしたKDDIの「ブックパス」は、約500冊のコミックをそろえる(図2)。例えば「ブラック・ジャック」「火の鳥」など150冊以上の手塚治虫作品が読める。
これまで雑誌の読み放題サービスを提供してきたソフトバンク系のビューンは...
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