スマホ充電できる手回しラジオ、発電効率ならソニー防災グッズ「再点検」(1)

防災用品が必要になるのは震災時ばかりではない。記憶に新しいのが、2014年2月に太平洋側を襲った大雪だ。大規模停電、交通網や物流網の寸断で、関東や東北はパニックに陥った。台風、竜巻、津波、土砂崩れ…。日本列島を脅かす自然災害は枚挙にいとまがない。テレビの臨時ニュースで流れる各地の被害の様子は、決して“対岸の火事”ではなく、明日は我が身の可能性もある。備えを万全にしておくためにも、防災グッズを再点検しておこう。本連載では、防災の必須アイテムの中から「手回しラジオ」「ソーラーバッテリー」「保温シート&寝袋」を選び、それぞれの製品の実力を検証した。

ラジオとライトを備え、手回しで発電すれば乾電池も不要。災害時に何かと役に立つ「手回しラジオ」は必ず1台は持っておきたい。

従来の手回しラジオはケータイには給電できたが、スマートフォン(スマホ)に直接給電ができない機種が多かった。ところが、新しいモデルを中心に、USB端子を備え、ケーブルさえ用意すれば給電できるモデルが増えてきている。

機種によって異なる給電パターン

では実際の発電能力はいかほどなのか。計10分の手回しで「iPhone 5s」に何パーセント給電できるか、5機種を用意してテストを敢行。ハンドルの回転数は1分当たり150~180回転程度を目安に、「2分回して1分止める」、を5セット繰り返した。

ちなみに給電方法には2パターンあり、機種によって対応が異なる。ケーブルをiPhoneに直接つないで手回しをする「直接給電」と、ケーブルをつながずに手回しをして、ラジオの内蔵バッテリーにある程度蓄電してから給電する「手回し後給電」である。

両方が可能なのはソニーの「ICF-B88」と東芝エルイートレーディングの「TY-JR50」。パナソニックの「RF-TJ10」、威風堂の「IFD-007i5」は直接給電のみ。セイコークロックの「KR885N」は手回し後給電のみが可能だ。

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