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健康づくり

代謝力アップの最終兵器 「お酢」がスゴイ

2011/2/4

5 更年期女性の代謝を活性化する

「酢酸は分子が小さく、素早くミトコンドリア内でエネルギーを代謝する回路に入り、代謝を活性化する役割を果たします」と瓜田さん。40代、50代女性に特化した酢の研究はまだないのですが、ヒントとなるような研究が。「更年期モデルのマウスの実験では、閉経後は代謝が下がりますが、アルコールを摂取させると代謝が下がらないことが分かりました。アルコールは分解されると酢酸になるため、酢酸が多く含まれる酢でも同じ効果が得られる可能性が高い。40代、50代女性は、ぜひとるべき食材ですね」(瓜田さん)

6 疲労回復につながる

疲れを感じたときは甘いものが欲しくなりますが、甘いものをとるならぜひ一緒にお酢を。「激しい運動の後などは、筋肉のグリコーゲンが減少し“疲労”の状態になります。酢をブドウ糖と一緒にとると、ブドウ糖を単体でとるよりも効率よく筋肉のグリコーゲンを補完し、早く疲労回復することが分かっています」(佐藤さん)。スポーツドリンクでお酢を割って飲むと、ブドウ糖が効率的にとれて、お酢の飲みにくさも軽減されます。

7 カルシウムをとれる

「骨付き肉を酢を入れて煮込むと、酢酸の作用で、骨からカルシウムが溶け出して通常よりも多くのカルシウムを摂取できます」(岸さん)。お酢は、夏に酢の物を食べるときくらいしか使わないという人は、寒くなってからも骨付き肉や魚の煮込み料理にお酢を使って骨そしょう症対策に役立てましょう。

8 塩分を減らせる

血圧が高い人は、塩分も気になるもの。また、塩分のとりすぎは水分代謝を悪化させ、むくみやだるさの原因になってしまいます。「酢は塩分を減らしたときのもの足りなさを補うことができる調味料です」(岸さん)。焼き魚や冷奴にかける醤油を減らしてお酢をかける習慣をつけましょう。

(日経ヘルス プルミエ 三谷弘美、ライター 柿本礼子)

[日経ヘルス プルミエ2010年11月号の記事を基に再構成]

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