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個人情報流出、不審な友達申請…SNSトラブル回避術

2013/5/10

Facebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)、LINE(ライン)など、SNS系のサービスが広く利用されるようになった。しかし、ちょっとした不用意な投稿がトラブルに発展したり、操作ミスで知人に迷惑を掛けたりすることがある。情報流出や個人攻撃などの深刻な事態も起こり得る。SNSが備えている、トラブル防止のための機能や設定を的確に使いこなし、快適な「SNS生活」を送ろう。

FacebookをはじめとするSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、交流や情報収集の手段としてすっかり定着した。今では、首相官邸や外務省、自衛隊などの政府機関も複数のSNSで情報発信をしているほどだ。

日経パソコン誌が2013年3月にパソコン活用サイト「PC Online」上で実施したアンケート調査の結果では、FacebookとTwitterをよく利用する人が多かった。3番手はスマートフォン(スマホ)で人気のLINEだ(図1)。回答者の87.6%が何らかのSNSアカウントを持っており、週に3回以上の利用も52.3%に達している。

図1 パソコン活用サイト「PC Online」の利用者を対象に、2013年3月5日~14日にWeb上でアンケートを実施した。有効回答数は354(平均年齢:51.1歳)。Facebookのアカウントを持っている人は7割近くに達している。全くSNSのアカウントを持たない人は44人(12.4%)だった

一方、利用の拡大に伴い、SNS利用者の約8割が何らかのトラブルを実感している(図2)。大半は軽微なトラブルだが、金銭の損失や人間関係の悪化など、深刻な問題を抱えているという回答もあった。

図2 SNSでトラブルに遭った割合(複数回答)。SNSアカウント保有者のうち、「トラブルや問題はない」と答えたのは約2割しかいない。友達申請や通知に関するトラブルが多かった

■不用意な発言で炎上

図3 知らない人とも「友達」になれるのがSNSの特徴。これを悪用した詐欺も出始めている。「友達」になって携帯電話のメールアドレスなどを聞き出し、有料サイトに誘導するなどの手口がある。SNSは、友達になるだけで多くの個人情報を見られてしまう。相手が常識を持ったきちんとした人物であるかを見極めよう

SNSで生じやすいトラブルには、いくつかのパターンがある。第一は、ウイルスなど不正プログラムの感染ルートに使われることだ。

SNSで送られてきたメッセージ内のアドレス(URL)をクリックしてウイルスなどに感染してしまうケースが多い。SNSのメッセージは、一般のメールよりも警戒せずにクリックされやすい傾向がある。パソコンが感染すると、IDやパスワードなど重要な情報が簡単に盗み出されてしまう。

また、SNSで知り合った面識のない人と「友達」になった後、いつの間にか有料のWebサービスを利用させられたという事例もある(図3)。

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