“ガッツリ系”弁当続々 大丸東京店「新・デパ地下」の素顔

大丸東京店の食品フロア「ほっぺタウン」(写真は地階既存部分)

2012年8月22日、東京駅に直結した大丸東京店の地階食品フロア「ほっぺタウン」の増床部がオープン。今回の増床で食品フロア面積は1.4倍となり、出店ブランド数は弁当売り場が55(増床前は32)、和洋菓子売り場が74(増床前は52)となる。

同店は東京駅直結のため、鉄道を利用する旅行客やビジネスパーソンが多いのが特徴。今回の増床では“できたて弁当”と東京らしい土産の品ぞろえを強化。特に弁当売り場は商品が1000種類以上となり、質・量ともに日本一の食品フロアを目指す。

“ガッツリ系肉弁当”を「できたて」で提供

通路に近い叙々苑はカウンターと厨房の仕切りの上に空間があり、調理するときの匂いが外に出るようになっている
「お肉の細道」では各店舗がそれぞれすぐ裏の見えるところにある厨房で調理し、できたての弁当を提供

増床部の目玉は「お弁当ストリート」「お肉の細道」「デパチカスイーツ」という3つのゾーンだが、なかでも注目は肉系弁当を集めた「お肉の細道」だ。

同ゾーンの特徴は、各店の店内に厨房スペースがあり、調理する様子が見えるうえに“できたて”の弁当が買えるところ。

高級焼き肉専門店「叙々苑」では「カルビ弁当」(2200円)、「特選ロース薄切弁当」(3400円)、「上ヒレ弁当」(3600円)などを販売

店舗はステーキ・ハンバーグの「ミート矢澤」や焼き肉の「叙々苑」といった肉料理専門店に加え、「洋食や 三代目 たいめいけん」が肉系弁当を充実させていたり、鳥料理の老舗「玉ひで」8代目がプロデュースする唐揚げ専門店が初業態として出店していたりと、ユニークなラインアップとなっている。

 「ガッツリ系の肉弁当を前面に出したのは、もともと大丸東京店の食品フロアでは男性客の割合が4~5割と高いことが大きい。ただ働く女性にアンケートを実施したところ、1位が唐揚げ弁当という結果も出ており、ガッツリ系は女性にも支持されるのでは」(大丸東京店の藤野晴由店長)。

ステーキ・ハンバーグ専門店「ミート矢澤」の弁当は千円台からあるが、なんと9600円の超高級弁当も
ミート矢澤と同じ運営会社が手がけるハンバーガー専門店「ブラッカウズ」は黒毛和牛100%のパテが特徴
「洋食や 三代目 たいめいけん」はローストビーフやポークジンジャーをメインにした弁当など“肉系弁当”が充実
鳥料理の老舗「玉ひで」8代目がプロデュースする唐揚げ専門店「たまひで からっ鳥」が出店

たまひで からっ鳥の「から揚げ弁当」(900円)
「韓カルビ 大雲」は「豚カルビ重」「サムギョプサル重」など豚肉をメインにした弁当がウリ
仙台の「牛タン かねざき」の「厚切り牛タンステーキ弁当」(1480円)は肉厚でありながら柔らかい食感が特徴