インフルエンザ防御、「乳酸菌と水分」の補給が効果

カゼ・インフルエンザのシーズンがやってきた。しかし、年末年始で多忙な時期、寝込んでいる暇はないという人も少なくないはず。カゼの予防として、手洗い・うがいの徹底はもちろん、早めにインフルエンザ予防ワクチンの接種を済ませておきたい。

インフルエンザ予防ワクチンでは100%防衛できない

とはいえ、「ワクチンを打ったのにインフルエンザにかかった」という話を聞いたことはないだろうか。国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センターの山本典生室長は「ワクチンは、積極的なウイルス対策としてお薦めの手段だが、100%の防御策というわけではない」と語る。

現在のインフルエンザワクチンは、流行が予測される3つの型のワクチンをミックスしたもので、的中率は高いが「インフルエンザウイルスは変異しやすいため、ワクチンが流行ウイルスに適合しないことも可能性としてありうる。また、ワクチン接種から抗体ができるまでに2~3週間ほどかかるので、その間に感染し、発症することもある」と山本室長。「ワクチン接種済みだからと過信しないで、手洗いやうがいなども続けたほうがいい。また、ウイルスに負けない体づくりも積極的に行うこと」(山本室長)

乳酸菌がウイルスへの抵抗力を高める

早めに始めておきたいのが乳酸菌の摂取。ヨーグルトや乳酸菌が「免疫力を高める」「インフルエンザ予防に効く」という話を耳にした人も少なくないだろう。

実際に、市販のヨーグルトや乳酸菌飲料に使われている1073R-1乳酸菌やラブレ菌、FK-23乳酸菌といった菌をとることで、病原体の侵入があったときに最初に働く免疫細胞のひとつ、「NK(ナチュラルキラーの略)細胞」の働きが高まったり、感染後の重症化が抑えられたりすることが確認されている。

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