主要7ソフトを比較、検出率はカスペルスキースマホ時代のセキュリティ(下)

図3 店頭で購入可能なアンドロイド版セキュリティソフト(2)  機能はアンドロイドスマートフォンでのもの。プライバシー保護はリモート機能を除く。また図2と図3の7製品のうち「イーセット」だけはモニター提供中で無料だが、有料化を予定している。

インストールは、やや戸惑う点はあるが難しくはない。基本的な手順は、端末のアプリケーション設定で「販売元不明のアプリ」にチェックを入れてから、販売元サイトにアクセスしてダウンロード。同梱の用紙に記載されているキーを入力すれば使えるようになる。

スマートフォンのセキュリティソフトで欲しい機能は、大きく4つある。悪意のあるソフトウエアを発見する「マルウエア対策」[注1]、危険性があるサイトをアクセス前に知らせる「ウェブ保護」、迷惑電話などを拒否する「着信拒否」、紛失したときに端末を探し出す「盗難・紛失対策」だ。

これ以外では、データののぞき見を防止する「プライバシー保護」や、アプリのアクセス許可(パーミッション)を監視する「権限監視」などもあると便利だ(図4)。

図4 アンドロイド版セキュリティソフトに「あれば便利な」機能 [左]電話番号をはじめ通話や着信、ショートメッセージなどの履歴を他人ののぞき見から守る機能。単体アプリで提供されているものもあるが、一元化されていたほうが便利 [中]インストールしているアプリのアクセス許可(パーミッション)を危険性により整理して監視。削除したほうがよいと考えられるアプリを見つけ出す参考になる [右]紛失した端末の位置を追跡。パソコンなどでセキュリティ会社の専用サイトにアクセスすることで、地図上に位置を表示できる。端末のスイッチが入っていることが条件

なお、盗難・紛失対策はさらに細かく機能が分かれている。遠隔地にある端末のリモート機能でのロック、あるいは記録されている個人データの消去。端末のGPS機能を操作し、おおよその位置を地図表示させることもできる。

[注1]マルウエアとは、ウイルス、トロイの木馬、ボット、キーロガー、バックドアといった不正なソフトウエアのこと。端末の情報を外部送信したり、最悪は端末が乗っ取られたりする場合がある。端末にマルウエアを含んだアプリをインストールすることで活動を始める。
MONO TRENDY連載記事一覧
MONO TRENDY連載記事一覧