しかも、このアラフィフ世代は昭和時代のルールに則って人生の階段を上ってきたので、多くの負の遺産も抱え込んでいる。家はバブルの熱がさめやらぬころに高値づかみ。住宅ローン金利は高め。妻は専業主婦。子供を持ったのも親世代より遅く、50代で教育費がピークに達する。

「昔は55歳のピークに向かって賃金が上がっていったのでハードルをクリアできたが、今の50歳は給料が下がることを覚悟した方がいい」(藤川さん)状況だ。

さらに「給料が下がっても後輩におごるのは当たり前、妻や子供に経済的な心配をさせたくないとか変なプライドを持っている最後の世代」(同)でもある。

10年後、こんなアラフィフ世代は、未知の老後にこぎ出すことになる。

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50歳は老後設計の好機