「朝ブラ」で肩こりにさようなら肩こり解消ブラブラ体操(1)

日経ヘルス プルミエのアンケートによると、40代、50代の読者が最も疲れを感じているところは「肩」でした。そこで、これまでのべ25万人以上の体を調整してきた、廣戸道場主宰の廣戸聡一さんに、肩こりが改善する「ブラブラ体操」を教えてもらいました。1回目は起床時、外出前にやっておきたい朝の体操です。
(この記事の写真:神子俊昭)

肩こりは、プルミエ世代にとって、最も身近でやっかいな不調。廣戸道場主宰の廣戸聡一さんによると「ストレスと悪い姿勢が2大原因」だとか。

「ストレスなどにより脳の興奮が続いていると、いつの間にか肩に力が入っていたり、歯をくいしばっていたりするなど、筋肉を緩めることができなくなります。これが肩こりにつながります。また、悪い姿勢を続けていると、肩でバランスをとろうとするため、肩まわりを酷使し、やはり肩こりに」(廣戸さん)。帝京平成大学ヒューマンケア学部教授の竹内京子さんは、「こうした原因による肩こりは、セルフケアで治せるもの」と言います。

肩こりの予防・改善法として、廣戸さんは「痛みやコリのある部分を直接もむのではなく、肋(ろっ)骨と肩甲骨からアプローチするのがおすすめ」と言います。「肩は肩甲骨と肋骨の上にあり、連動しています。肩甲骨や肋骨を緩めれば、肩まわりの筋肉や関節もほぐれ、文字通り『肩の荷を下ろした状態』に」(廣戸さん)。

今回紹介する「ブラブラ体操」は、1日3回30秒ほどブラブラ緩めれば肩までほぐれる、簡単で効果的な体操。まずは朝にやりたい「朝ブラ」を以下に詳しく紹介します。

「朝ブラ」で寝ている間に硬くなった体をリセット

一日を快適にスタートさせるため、ぜひ実行したいのが「朝ブラ」です。まずは「エビブラブラ」で、睡眠中に硬くなった体を緩めましょう。「睡眠中は、全身の血液が胴体部分に集まっています。胴体を気持ちよく伸ばすと、血液が末端まで巡り、肩こりの予防や改善に効果的」(廣戸さん)。

「全身の筋肉の動きは連動しているため、肩こりの人は、末端の筋肉も硬くなっています。筋肉は斜めに走っていることが多いため、ねじりながら大きく斜めに動かすと、気持ちよく全身を伸ばすことができます」(竹内さん)。

「バンザイブラブラ」は、肩甲骨を寄せて離す動きです。「単に腕を上げ下げするのではなく、肩甲骨の動きを感じながら行ってください」(廣戸さん)。