資産1億円目指す積み立て&運用術財活で1億円 30・40代編(4)

30代、40代は教育費や住宅ローンを抱え、家計が苦しい時期ですが、ここが頑張り時。本連載の前回までで解説したように、教育費や住宅ローンを「見える化」して家計を見直し、積み立て&運用を続けることが大切です。ファイナンシャルプランナー3氏に、続けるためのコツと30代・40代向けのオススメプランを聞きました。

60歳までに3000万円上積みを

公的年金に前ほど頼れなくなり、自前で老後資金を準備する重要性は以前と比べられないほど高まった。とはいえ、手が届かない目標では取り組む気にもならない。まずは60歳までに3000万円の資産を上積みすることを考えよう。

下表は期間15年、25年を前提に、3000万円を貯めるために毎年、いくら積み立てる必要があるかをまとめたものだ。

 

5%の利回りが得られるとすれば、25年なら毎月5万円、15年なら11万円強を積み立てれば良い計算だ。40代で家計に余裕が乏しく、月5万円の積み立てがやっとでも、15年で積み上がる金額は1300万円近くにもなる。

分散が大切とよく聞くが、具体的にどうすれば良いのだろう?

相関係数表に目を通すと、相関係数はすべて1を下回る。これはリーマン・ショック前の数字だが、「4資産に分ければ、価格のブレはかなり小さくなる」と直感的に理解すれば十分だ。最近では新興国株、債券、金などの資源を1~2割ほど混ぜるのがトレンドだ。

FP3氏に、オススメの分散プランを聞いた。前提が異なるため一概に比較できないが、期待リターンは川上氏が40代は3%、30代が4%、中里氏は5.4%となった。

NPO「インデックス投資協会」(http://myindex.jp)の助けを得てリスクを算出すると、各プランとも10%強。これは、ポートフォリオの値下がりが年15~20%に及ぶことは、100年に2、3度しか起きないことを意味する。「国内外の4~6資産に少しずつ」というのが間違いの少ない方法だ。

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