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PCの常識通用せず、スマホ・SNS時代のメール「新作法」

2013/9/5

今やメールは、日常生活やビジネスで欠かせないコミュニケーションツールだ。しかし、封書やはがきとは異なり、明確な作法が定まっていない。さらに最近ではスマートフォン(スマホ)でメールをやり取りしたり、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のメッセージ送信機能をメール代わりに活用している人も多く、各自が自己流のルールで運用しているのが実情だろう。日経パソコン誌は2013年7月上旬、メールのマナーに関するアンケート調査を実施。主に仕事でやり取りするメールについて、利用の実態や考え方を聞いた。スマホ・SNS時代のメール作法の「新常識」を探った。

スマホの登場により、ここ数年でメールの送受信環境は大きく変化した。携帯電話と同じく、画面の小さいスマホでは、パソコンと同じようにメールを読むことが難しい。

図1 スマホや携帯電話宛てにメールを書くとき、パソコン宛てに書くときとは異なる工夫をしているかを聞いた。すると、半数近くの人が「している」と回答した

また、いつでもどこでもリアルタイムにメールを受信できるスマホや携帯電話では、メールを送る時間帯にも気を配る必要がある。従来とは異なる、新たなメール作法が生まれている。

■スマホ向けは「改行しない」

パソコンからスマホや携帯電話に宛ててメールを送るときに、何らかの工夫をしている人は、アンケート調査では半数近くに上った(図1)。具体的には「長文にならないようにしている」「返信する場合は、元のメールの引用はしない」「ファイルは添付しない」などの回答が寄せられた(図2)。

図2 具体的な工夫の内容を聞くと、「長文にならないよう気を付ける」「改行をできるだけ減らしている」といった回答が多かった
図3 パソコン上では読みやすい位置で改行したつもりが、画面が小さい携帯電話やスマホでは、中途半端な位置で改行され、読みにくくなることがある(左)。その場合は改行せずに続けて書いた方が、読みやすくなる(右)

また、「改行をあまり入れず、続けて入力している」という声も多かった。パソコンでメールを読む場合は、横長のウインドウに長々と本文が続くよりも、20~30文字で改行されていた方が読みやすい。

一方、スマホや携帯電話でメールを読む場合、強制的な改行が入ることで文章が途切れ途切れになり、かえって読みにくくなる(図3)。送信先がスマホや携帯電話のアドレスと分かっている場合は、段落の途中で改行しない方が無難だろう。

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