買っていいのか悪いのか 「格安」機器、実力診断

タブレット端末やデジタルカメラなどのデジタル機器を買いに量販店に足を運ぶと、格安モデルから高価な上位モデルまで品揃えが豊富で、思わず迷うことも多い。価格の安さにひかれて格安機器を購入したものの、使い勝手などに満足できず、上位モデルを買い直すことになってはもったいない。「安物買いの銭失い」を防ぐためにも、格安品を見極める目を養う必要がある。

量販店で目を引く格安機器は、なぜ安いのか。まずは安さの“秘密”を理解しておこう(図1)。

1つめは、価格が高い上位モデルに比べて性能が低かったり、機能が省かれていたりすること。しかし上位モデルのみが持つ機能が不要なら、格安品でも十分だ。

もう1つは、発売時期が古いこと。1年以上前に発売された上位モデルが、時間の経過とともに値下がりし、格安品並みの価格になるケースがある。ただし製品ジャンルによっては、最新機種と比べて機能が陳腐化している場合があるので、見極めが肝心だ。

図1 安さの理由は主に2つある。1つめは、機能や性能の差だ。上位モデルと比べると、格安モデルは当然、機能や性能が劣っている。2つめの理由は型落ち品であること。発売当初は高級機だった製品も、発売から時間が経つにつれ、値下がりしていくので狙い目だ
図2 格安品の実力は2つの軸で見極める。まずは、同じ価格帯の他社製品との比較。これで相場観が分かる。続いて、同じメーカーの上位モデルとの機能の違いを確認しよう

お買い得度を2軸で見極め

本記事では、タブレット、デジタルカメラ、無線LANルーターの3ジャンルの機器について、格安品が買い得かどうかを2つの軸で検証した(図2)。

1つめの軸は、同じ価格帯の製品との比較だ。近い時期に発売された他社の製品と比べると、機能の相場観が分かる。同じ価格帯に型落ちモデルがあれば、最新モデルとの機能差も比較可能だ。2つめの軸は、同じメーカーの上位モデルとの比較。機能と価格の差を踏まえた上で格安品に目を向けると、本当の買い得製品が見えてくる。

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