買っていいのか悪いのか 「格安」機器、実力診断
量販店で目を引く格安機器は、なぜ安いのか。まずは安さの"秘密"を理解しておこう(図1)。
1つめは、価格が高い上位モデルに比べて性能が低かったり、機能が省かれていたりすること。しかし上位モデルのみが持つ機能が不要なら、格安品でも十分だ。
もう1つは、発売時期が古いこと。1年以上前に発売された上位モデルが、時間の経過とともに値下がりし、格安品並みの価格になるケースがある。ただし製品ジャンルによっては、最新機種と比べて機能が陳腐化している場合があるので、見極めが肝心だ。
お買い得度を2軸で見極め
本記事では、タブレット、デジタルカメラ、無線LANルーターの3ジャンルの機器について、格安品が買い得かどうかを2つの軸で検証した(図2)。
1つめの軸は、同じ価格帯の製品との比較だ。近い時期に発売された他社の製品と比べると、機能の相場観が分かる。同じ価格帯に型落ちモデルがあれば、最新モデルとの機能差も比較可能だ。2つめの軸は、同じメーカーの上位モデルとの比較。機能と価格の差を踏まえた上で格安品に目を向けると
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