女子プロ野球が京都に 意外と盛ん? 古都のスポーツ興行

「はんなり」の京都と、手に汗にぎる戦いのプロスポーツ――。イメージが合わない、という声も聞こえてきますが、どうでしょうか?


【登場人物】
東太郎(あずま・たろう、30) 中堅記者。千葉県出身。人生初の「関東脱出」で京都支社に転勤し半年。取材時もオフの日も突撃精神で挑むが、時に空回りも。「スラムダンク」に影響され、高校時代の休み時間はもっぱら体育館でバスケットボール。
竹屋町京子(たけやまち・きょうこ、25) 支社の最若手記者。地元出身、女性ならではの視線から、転勤族の「知識の穴」を埋める。小学3年のとき、甲子園の阪神戦が最初のプロスポーツ観戦。「野球のことは分からなかったが、すごく楽しかった」
岩石巌(がんせき・いわお、50) 支社編集部門の部長。立場上、地元関係者との交遊も広く、支社で一番の「京都通」を自認する。実家で35年前のサッカー国際試合のチケットを発見。来日した独ケルンと戦ったのは「全日本」だった。(登場人物はフィクションです)

「女子プロ野球」を見たことがあるか?

竹屋町京子 19日までカナダで開いていた女子野球のワールドカップ(W杯)で、なんと日本が3連覇。サッカー「なでしこジャパン」に続き、スポーツ界でも女子力を発揮してます。

女子野球W杯で活躍した三浦伊織選手は京都アストドリームスの外野手

東太郎 快挙なのに実は知りませんでした。2004年から開催している、2年に1度の国際大会だったんですね。

岩石部長 おいおい、京都には女子プロ野球のチームもあるのに、勉強不足じゃないか。多いときなら約3000人は観戦に来てるし。

京子 京都アストドリームスですね。女子プロ野球リーグ自体が2010年4月の誕生からまだ3シーズン目で、アピールはこれからですが。

部長 男性に比べれば非力だけど、ホームランも飛び出してるし結構面白いぞ。イメージを逆手に取った「これがプロのオンナ投げ」というテレビCMが印象的だ。

太郎 京都のほかに兵庫スイングスマイリーズ、そして今年からは大阪ブレイビーハニーズが加わったんですね。

部長 そう。年間40試合(1チームあたり)で優勝を争う。25日に後期日程が始まったな。ダブルヘッダーが多いので、お得感もあるぞ。

京子 W杯にはプロ選手が5人参加。京都からも三浦伊織、川端友紀の2選手が選ばれて活躍しました。

太郎 京都の監督は元プロ野球・近鉄監督の佐々木恭介氏。本拠地はわかさスタジアム京都です。

京子 リーグを支援している京都市の健康食品メーカー、わかさ生活が京都市から命名権を買ったんですね。

部長 西京極総合運動公園にある野球場だな。昔、阪急が公式戦をやってたなあ。

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