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クレジットカードだと支出が2割も増える ファイナンシャルプランナー 花輪陽子

2012/6/1

 「カード決済がやめられない。毎月の請求が5万円ほどあり、これさえなければ貯蓄にまわせるのは分かっているのですが……」

 「ついついボーナス払いで欲しい洋服を買ってしまいます」

 「ネットショッピングや通販でカードがあるからとついお買いものをしてしまう。後で金額の多さに青ざめることも」

 「ポイントを貯めようと、どんなに小さい金額でもカードを使ってしまいます」

 「数年前にうっかりリボ払いにしちゃって、支払いはまだ終わっていません」

 クレジットカードについて悩みを持つ女性はとてもたくさんいます。

 クレジットカードはとっても便利で、ポイントを貯めることもできます。消費に対してポイントを貯められるのはクレジットカードならではの特典です。

(イラスト:本郷史織)

 その反面、クレジットカード払いにすると、現金払いより支出が増えるということが、米国の大学を中心に、国内外の数多くの研究により分かってきました。

 「無意識下の思い込み」とお金との関わりについて、行動経済学や脳科学マーケティングの見地から研究を続けてきた精神科医のデビッド・クルーガー博士の『「お金」のシークレット』(三笠書房)によると、クレジットカードでは平均23%も支出が増えるそうです。これは、お金を使っているという感覚が麻痺してしまいやすいからです。

 その結果、多くの人はポイントの「おトクさ」以上に使い過ぎてしまうのです。ポイントの還元率はせいぜい1%前後、しかも、交換して始めておトクになります。

 そこで、自分自身のお金の管理能力に合わせたお金の使い方を心がけることが大切になります。次の5つのチェックリストであなたのマネーレベルを診断してみましょう。

あなたのお金管理能力をチェック

□ 衝動買いが多い
□ 家計簿を細かくつけていない
□ クレジットカードの明細や銀行通帳をじっくり見ない
□ クレジットカードがあると翌月の給料やボーナスを当てにして買い物をしてしまう
□ ポイントを貯めるのは好きだけど、めんどくさがり屋なのでなかなか使い切れない

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