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「体感型」で迫る歴史の裏 ~「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」 女子による女子のための映画・DVDガイド

2013/9/14

NHK総合テレビの人気ドキュメンタリードラマ風・歴史教養番組「タイムスクープハンター」をご覧になったことがありますか。すごく面白い番組ですよね。教科書に載らない“知られざる歴史”を、徹底した時代考証を基に、臨場感あふれる映像で紹介するドキュメンタリータッチのテレビシリーズ。すでにシーズン5まで放送されているこの人気シリーズが、ついに映画化されました。

「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」 8月31日(土) 新宿ピカデリー他全国ロードショー (C) 2013 TSH Film Partners 配給:ギャガ 公式サイト:http://timescoop.jp/

劇場版でも、主人公の“タイムスクープハンター”こと沢嶋雄一を演じるのは、もちろん要潤さん。今回、要さんへのインタビューが実現しました。番組では、いつも取材に励む側を演じている要さんは、どんなお話を聞かせてくれるのでしょうか。

インタビューの前に、「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」を紹介します。

未来の通信社であるタイムスクープ社は、タイムワープ技術を駆使して、あらゆる時代の人々の営みを映像で記録する機関。タイムスクープ社から派遣される時空ジャーナリスト、“タイムスクープハンター”の沢嶋雄一は、歴史に埋もれた名もなき人々の姿を後世に残すために、危険を顧みず、日々取材に励んでいます。

タイムスクープ社本部で、謎の人物は社内の人間ではないかと疑う調査部の面々

1582年、京都。「本能寺の変」による混乱の真っただ中にタイムワープした沢嶋は、庶民にインタビューを敢行するうちに、織田家の侍・矢島権之助(時任三郎)と、博多の豪商・島井宗叱(上島竜兵)と出会います。一国を買えるほどの価値があるといわれる天下の名茶器「楢柴」を持つ島井を、博多へ送り届ける護衛の役目を受けた権之助。沢嶋は、彼を同行取材することになりました。ところが、彼らは明知兵の検問や、賊の襲撃など、次々と絶体絶命の窮地に見舞われてしまいます。

そんな中、一行は明らかにこの時代のものではない武器を持った謎の人物に襲われます。応戦した沢嶋は格闘の末、「楢柴」と共に川に転落。タイムスクープ社本部は、歴史歪曲(わいきょく)の危機を防ぐため、九死に一生を得た沢嶋に加え、新人ジャーナリストの細野ヒカリ(夏帆)を新たに派遣し、沢嶋とヒカリの2人に、「楢柴」奪回の任務指令を与えます。

野盗に捕らえられてしまう一行

沢嶋とヒカリは、「楢柴」を追って、安土桃山時代のみならず、バブル期の1985年、さらには第2次大戦中の1945年にまでもタイムワープします。そして彼らは、謎の炎上を遂げたとされる、織田信長の居城・安土城の最後の1日を見届けることに。でも、彼らにはさらなる危険が待ち受けており……。

本部で沢嶋たちをサポートする優秀なタイムナビゲーター・古橋ミナミを、テレビシリーズと同じく杏さんが演じています。今回、杏さんは本部を飛び出し、華麗なアクションを披露。スケールアップした劇場版の監督・脚本を務めたのは、もちろんテレビシリーズ全話を手掛ける中尾浩之監督。これでもか、これでもかと巻き起こる怒とうの展開にハラハラしながら、沢嶋たちの冒険を心から堪能しました。

果たして日本歴史上、いまだ解かれていないミステリーの1つ、安土城焼失の謎がついに解明されるのでしょうか。

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