子供が生まれたらすぐ積み立てを財活で1億円 30・40代編(2)

(イラスト:サイトウユウスケ)

「教育費は子供が生まれた瞬間に、何年後いくらかかるかが決まってしまう。先送りはできません。それだけに早めの準備が重要です」。ファイナンシャルプランナーの菅原直子さんはこう語る。

30~40代が学生だった頃と比べ、教育費は急騰している。大学進学率は5割を超え、専門学校を含めると7割が高校卒業後、上の学校に進む。国立大学の学費は自分たちのころの倍になり、首都圏では私立中学受験も珍しくない。

子ども1人最低1000万円

では、いくらかかるのか。調査によると大学卒業までに必要な学費・生活費は、塾にも行かずストレートですべて国公立を卒業する親孝行コースで、子供1人当たり約1000万円。私立コースなら2500万円だ。22年間で月割りにすると1人当たり4万~10万円といったところ(下表)。特に注意したいのが私立小学校で、6年間で800万円以上かかる。資金面で相当の覚悟が必要だ。

(注)高校までは文部科学省「平成20年度子どもの学習費調査」、大学は日本学生支援機構(JASSO)「平成20年度学生生活調査結果」より引用
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