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桐谷さんの株主優待入門

クロス取引の落とし穴、くせものの「逆日歩」を予想 投資ビギナー必見 株主優待入門

2013/10/7

株価の変動リスクなしで優待を手に入れられるのが「クロス取引」だ。ただし、銘柄によっては「逆日歩(ぎゃくひぶ)」と呼ばれるコストが発生することもある。逆日歩を予測して、コストが高くなる取引を回避しよう。
投資歴10年。Webサイト「僕は30歳代月給20万のサラリーマン」で、株主優待タダ取り(クロス取引)について、優待銘柄リストと最高逆日歩の掲載、逆日歩予想を行う。アドレスはhttp://plaza.rakuten.co.jp/bokusara/

1000円分の優待品を入手したが、その後の株価下落で2000円の損――。優待投資ではよく聞く話だが、こんな事態を避ける方法が「クロス取引」だ。しかし、クロス取引にも制度信用取引だと「高額逆日歩の発生」という落とし穴がある。クロス取引に詳しい優待ブロガーのころさんに、最新クロス取引事情を教えてもらった。

クロス取引とは、現物買いと信用売りで同じ株数を同時に成り行きで注文し、権利確定後に「現渡し」という方法で決済する手法。現渡しとは、信用売りのために借りた株を、手持ちの現物株式を使って返済する方法だ。売りと買いを両建てにすることで、株価変動リスクなしに優待を獲得できる。

発注タイミングは、権利付き売買最終日の取り引きが始まる午前9時までと、前場終了後の午前11時半から後場が始まる12時半までの2回が基本。証券会社によっては、11時半と15時の引け値の成り行き注文もできる。

クロス取引には売買手数料の他、貸株料や配当調整金、そして逆日歩と呼ぶコストが掛かる。中でも、くせものなのが逆日歩だ。人気優待銘柄では、驚くような高額の逆日歩が発生することがある。

優待品の価値を上回る逆日歩で、せっかくの優待投資が赤字になることも。信用の「買い」は逆日歩が受け取れるため、高額の逆日歩を狙う投資方法もある(注:逆日歩は1単元当たりの金額。出典:ころさん)

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