最高のスパイスを探して食を愉しむ旅(4)ナショナル ジオグラフィック日本版

ナショナル ジオグラフィックがセレクトした世界の食を愉しむ旅。シリーズ4回目はメキシコの唐辛子と仏領レユニオン島・マダガスカルのバニラビーンズという世界に名高いスパイスの産地を訪ねる旅を紹介します。

~メキシコ 世界一の激辛唐辛子を求めて~

目にも鮮やかな乾燥唐辛子の長い束が、メキシコの市場を彩る。(C)Thomas Sztanek/Shutterstock

アメリカ大陸が原産の香辛料である唐辛子。豊かな風味を生かした地元の料理の中には、世界一辛いものもある。

唐辛子をめぐる旅は、首都メキシコシティからスタートしよう。まずは市内のタケリア(タコスの店)に行き、さまざまなサルサ(チリソース)を試してみたい。

メキシコシティから南へ向かうにつれ、地元料理はどんどん辛さを増していく。プエブラの市場でぜひ試食したいのが酢漬けのチポトレだ。地元の専門店で売っている、肉とチーズ、アボカドをはさんだケミタと呼ばれるサンドイッチにも、このチポトレは欠かせない。