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旅先での急病、調度品を壊した… 海外旅行滞在先のトラブル対処法 日経おとなのOFF

2012/3/28

思わぬ海外旅行中のトラブルへの対処法を旅の達人に聞く本シリーズ。2回目は海外旅行中の急病、調度品の破損やクレジットカードが使えなくなるなど、現地滞在中のトラブルを取り上げます。

旅先で急な病気になってしまった、ケガをしてしまった

旅先での急な病気やけが。知らない土地ゆえの不安だけでなく、現地の医療事情も気になるところです。高額の医療費が頭をかすめて、少しくらい具合が悪くても我慢してしまう人も多いようですが、「食中毒やインフルエンザなどは、我慢することで病状を悪化させるケースが多いのです。おかしいと思ったら、早めに病院に行くことを考えるべき」(大手旅行会社添乗員)。

添乗員付きのツアーならば添乗員に、個人旅行の場合はホテルのフロントに連絡を取り、信頼できる近くの病院を紹介してもらうといいでしょう。タクシーなどで病院に向かうことになりますが、日本語の通じない病院もあるので、添乗員や現地ガイドに付き添ってもらうと安心です。

海外旅行傷害保険に加入している場合は、病院での支払いの際、診断書と領収証をもらっておき、後で保険会社に請求します。保険会社によっては、現地で請求ができる場合もあります。

海外での医療費は、歯痛と個人の持病は別ですが、ほとんどの病気やけがが海外旅行傷害保険の対象になります。とはいえ、補償内容は保険によって千差万別。補償の厚い保険だと、アメリカやヨーロッパ、オセアニア、アジアなどの、日本人旅行客が多い都市にはほぼすべて、キャッシュレスで受診できる契約病院が存在します。ただし、この場合も、診断書と領収証をもらって、後日、保険会社に提出する必要があります。

また、病院によっては日本語の話せる看護師や通訳がいますが、こうした病院では通訳料も上乗せして請求されることが多いようです。保険によっては通訳料や病院への往復のタクシー代が補償されるものの、一般的なクレジットカードの付帯保険では、とてもこのレベルの補償は望めません(ゴールドカードを除く)。

日本人の海外旅行傷害保険の加入率は30%程度。決して高い数字とはいえません。多くの人が「クレジットカードの付帯保険があるから」と思っているようですが、中には死亡したとき以外は補償対象にならないような保険もあります。カードの付帯保険に頼るなら、出発前に補償内容のチェックが欠かせません。

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