日本一長い国道は4号 所要時間は1号が上回る

国道は全国に何本あるのだろうか。国土交通省によると現在、507号(沖縄県糸満市―那覇市)まで指定されているという。ただし一部が欠番となっており、全部で459路線あるらしい。

この中で最も長いのが、東京・日本橋から青森までの4号。総距離は737キロにもなる。ただし所要時間で見ると順位は変わる。やや古いデータではあるが、「道路時刻表07~08」によると、所要時間が最も長い区間は1号の「大阪・梅田―東京・日本橋」で18時間29分。大阪から東京へ向かう方が東京から大阪より2分長かった。4号は2番目の長さだった。この道路時刻表、07~08年版を最後に廃止されている。

ちなみに日本一短い国道は神戸市にある174号。わずか187メートルしかない。ランキングを見ると、上位には港湾部の国道が並ぶ。松波さんによると、道路法で「重要な港湾や飛行場と国道を結ぶ道路を国道に指定する」と規定していることが、こうした短い国道を生んでいる。

ところで国道を走っていると時々、奇妙な光景に出くわす。愛好家の間で「おにぎり」とも呼ばれている逆三角形の国道の標識が、いくつも並んでいる場所があるのだ。なぜか。実は1つの道路が、複数の国道に指定されることがあるのだ。

例えば日本橋では、道路元標から日本橋交差点までの間が1号と15号、20号に指定されている。1号と20号は桜田門交差点まで重複している。道路元標より北側も、4号、6号、14号、17号がそれぞれ重なっている。国交省によると、国道は主要都市間を結ぶ道路なので、起点や終点付近では重なりがちだという。

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