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ゆとり教育世代女子、楽観的でコスパ感覚は抜群 働く女性の25年 世代別研究(5)

2013/6/5

1988年に「日経WOMAN創刊」されてから25年。この四半世紀で、働く女性たちはどのように変化してきたのだろう。そして、今後どのような道を進んでいくのだろうか。「女性と仕事」をメインテーマとするジャーナリストで昭和女子大学特命教授の福沢恵子さんと、世代・トレンド評論家でマーケティングライターとして活躍する牛窪恵さんに話を聞いた。最終回は「ゆとり世代」に迫る。

■身の丈で満足し、ハングリー精神とは無縁

(イラスト:miya)

20代前半は、いわゆる「ゆとり教育」を受けて育ってきた世代。この世代の特徴は、上の世代に比べて学校では競争や努力を強いられてこなかった分、楽観的でハングリー精神に欠けることがある。「ひと頑張りすればワンランク上に行ける、という状況にあっても、『努力が必要なら結構です』と立ち止まってしまう。若くて伸びしろがあるのに、“これが自分の身の丈に合っている”と満足しがち」と、福沢さん。

同世代の有名人
北野きい(22歳)・剛力彩芽(20歳)・仲里依紗(23歳)・成海璃子(21歳)・西野カナ(23歳)・ローラ(23歳)

しかし学校教育は「ゆとり」でも、就活は厳しかった。2010年実施の川柳コンテストの優秀作品に「ゆとり世代 就職活動 ゆとりない」(レジェンダ・コーポレーション主催)とあったように、企業が採用を絞り込む中、平均エントリー社数など就活生の活動量は劇的に増えていった。そのため情報収集を常に心がけ、エントリーシート作成や面接を要領よくクリアしていく必要に迫られたのだ。

デフレ世代や草食系世代が感じている、「社会って、こんなもんだろう」という「あきらめ」。それがさらに進行し、「あきらめプラス割り切り」というスタンスを持つ。「仕事はこんなものだろうから、友達や恋人、家族との時間を楽しもう」というように、割り切りゆえのしたたかさがあるのだ。

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