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トウモロコシの粒の数は必ず偶数? 数えてみた

2013/8/6

1本のトウモロコシにはこれだけの粒がついていた

旬を迎えたトウモロコシ。飲み会の席で友人が「トウモロコシの粒は必ず偶数らしいよ」と話していた。本当なのか。本当ならなぜなのか。確かめるべく、自分で粒を数えてみた。

■数えること2時間 1本に640粒あった

まずはスーパーで皮付きのトウモロコシを買ってきた。そのまま数える手もあるが、粒一つ一つに印を付けるわけにもいかない。いったん蒸してから1粒ずつ数えてみることにした。

皮をむき、ひげを抜く。トウモロコシのひげの数は粒の数と同じ。種子である粒はもとは雌花(めばな)で、ひげは雌花から伸びているからだ。

理論的にはひげの数を数えれば粒の数も分かるのだが、ひげはどうしても途中で落ちてしまう。流通段階で落ちることもあるし、家で気がついたら落ちていたこともあった。正確に数えるのは困難なので、粒を地道に数えていった。

1粒ずつ数えてみると、成熟した粒が636粒、未成熟が4粒あった

半分に折って断面を見ると、粒は16列に並んでいた。1粒ずつ外していく。さすがに大変なので、途中ナイフも使った。それでも骨が折れた。すべてを外すのに、2時間以上かかってしまった。

A4の紙に10粒ずつ並べ、数えてみると636粒。未成熟のものも含めると640粒あった。本当に偶数だった。

もちろん、ただの偶然かもしれない。認識できないほど未成熟な粒があれば、奇数になることもあり得る。そこでトウモロコシの専門家に聞いてみた。

■トウモロコシの粒は必ず偶数

「トウモロコシの粒は偶数になります。粒はもともと雌花で、花は2つ1組で咲くからです」

北海道農業研究センターに問い合わせたところ、トウモロコシの研究者から詳細な回答が返ってきた。要約すると、それはこんな内容だった。

左が雌花の固まりである雌穂(しすい)、右が雄花の固まりである雄穂(ゆうすい)=農畜産業振興機構提供
トウモロコシのひげは、粒から伸びている

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