~モロッコ マラケシュ、夜の屋台村~

ジャマ・エル・フナ広場で客を待つ屋台の料理人。(C)Bob Krist / Corbis

モロッコ西部にあるこの美しい都市の中央広場は、夜ごと活気ある巨大な野外レストランに変わる。

マラケシュの旧市街のジャマ・エル・フナ広場に夕闇が迫ると、折りたたみ式のテーブルやコンロ、つぼ、鍋などを携えた男性や少年が集まってくる。それから数分のうちにテーブルと椅子が並べられ、つぼは液体で満たされ、コンロには火が入る。やがて、ケバブや魚のフライ、パンの匂いがあたりに漂い始める。

夜の屋台村の幕開けだ。これほど強烈で華々しい食の体験ができる場所は、モロッコにはほかにない。太鼓やベルの奏者、蛇使い、物語の語り部、火食い、奇術師などを見ながら、この町きっての安くて新鮮な食べ物を味わうとしよう。

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