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新インタフェースに批判集中 タッチ操作統合で混乱 Win 8の不満(下)

2013/5/8

「新たに購入したソフトがWindows 8非対応で使えなかった」という意見もあった。アップグレード前に、開発元の対応状況をチェックすることは非常に重要だ(図11)。

図11 最新バージョンであれば大半は問題ない。古いバージョンであってもバージョンアップなどで対応する場合もある(*1 一部バージョンはバージョンアップが必要、 *2 同2012はWindows 8のアップグレード版のみ対応)
図12 Windows 7 Professional以上で利用できたWindows XP互換の仮想化ソフト「Windows XPモード」は、Windows 8だと非対応となる(上)。Windows 8 Pro以上のエディションに搭載する仮想化ソフト「Hyper-V」は、OSのライセンスが別途必要になる(右)

Windows 7のProfessional以上のエディションでは、こうした互換性の問題が生じても、「Windows XPモード」と呼ぶXP互換の仮想化ソフトを使えばクリアできることが多かった。Windows 8でもPro以上のエディションでは「Hyper-V」という仮想化ソフトが利用できる(図12)。XPモードに比べ、複数のCPU(中央演算処理装置)で同時処理する「マルチCPU」に対応するなど高性能になっている。

ただし、OSのライセンスは一切付属しない。利用するには、ライセンスを別途用意して仮想化ソフト上でインストールする必要がある。利用のハードルがやや上がっている。

■Windows 8では使えない周辺機器も

ハードの互換性に関しても「今までの周辺機器で使えないものがあった」「Windows XP搭載パソコンと一緒に購入したプリンターが非対応だった」などの声が上った。ただ、その割合は19.5%と、ソフトの互換性(32.3%)に比べると低かった。

実際、3~5年前くらいのパソコンであれば、Windows 8にアップグレードをしても標準のデバイスドライバーだけでそのまま周辺機器が動作することが多い(図13左)。要注意なのは製造時期が古いなどの理由で標準ドライバーが用意されない一部の周辺機器。Windows 8の64ビット版では、セキュリティー向上のため、ドライバー本体に加え、セットアップ手順が記述された「INFファイル」にも、作成元を証明するデジタル署名を要求するようになった。

図13 3年前に購入したパソコンをWindows 7からWindows 8にアップグレード。標準のデバイスドライバーだけで、すべての機器を認識した(左)。64ビット版のWindows 8では、セキュリティーのため、ドライバーとINF(設定)ファイルの両方に署名を求めるようになった(右)。Windows 7以前の仕様のドライバーだと組み込めない可能性が高まった

以前のWindowsに対応したドライバーをWindows 8で使っても、インストールできない可能性があるのだ(図13右)。こうした周辺機器を利用するには、メーカーなどからWindows 8に対応したドライバーを入手することが不可欠だ。

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