「配線地獄」から脱出 PC周りのケーブル整理術

太さや長さの選択が重要

作業スペース全体に「すっきり感」を出すには、ケーブルの選択もポイントだ。例えばUSBケーブルは、直径5mm前後のケーブルが主流だが、市販製品には直径2.5mmの細いタイプもある(図4)。こうしたケーブルは、端子もコンパクトになっていることが多いので、交換するだけでも見た目がすっきりする。

図4 USBケーブルを極細タイプにするだけでも印象が変わる。長さ1mで接続口がAタイプとBタイプのものだと、実勢価格は1000円前後。エレコムの「T-PCM202L」は、ACアダプターにつなぐ電源コードで、長さが20cmと短いのが特徴だ。実勢価格は約700円

ただし、細いケーブルは通常のケーブルに比べて被膜が薄く、耐久性が劣る場合がある。乱暴に扱うと断線する恐れがあるので注意しよう。

図5 ヤザワコーポレーションの「KCM-5C」シリーズ(実勢価格は約100円)は、ケーブルの長さを調整するグッズ。ゴムの蓋を裏返し、ケーブルを巻き付けて使う

必要以上に長いケーブルは、絡まりやすくて扱いづらい。利用環境に適した長さのケーブルを選ぼう。一部のサプライメーカーは、電源やUSBのケーブルに50cm未満の短いタイプを用意している。エレコムの「T-PCM202L」は、ノートパソコンのACアダプターにつなぐ2ピンタイプの電源ケーブル。長さはわずか20cmなので、ケーブルが絡まりにくい。ノートパソコンを持ち運ぶときに、バッグなどへの収納が楽になる。

ケーブルの長さを調整

ヘッドホンなどケーブルを交換できない機器は、ケーブルホルダーを使って長さを調整しよう(図5)。ヤザワコーポレーションの「KCM-5C」シリーズは、ゴム製の安価なケーブルホルダー。ゴムの蓋を裏返して、ケーブルを巻いて長さを調整する。あまり強く巻くと断線する恐れがあるので要注意だ。

ケーブルを結んで長さを調整する方法もある。図6は、海外で考案されたというケーブルを傷めにくい結び方。電話機のカールコードのように、ケーブルで輪を作りながら結ぶ。作った輪の数でケーブルの長さを調整できるようになっている。輪を1つずつ形作りながら進めていくのが、きれいに結ぶコツだ。

図6 ケーブルをあまり痛めずに長さを調整する結び方(左)。輪をつないでいくと電話機のカールコードのようになる(上)

なお、電源ケーブルは断線すると発火の危険性を伴う。強く巻いたり結んだりするのは絶対に避けよう。

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