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デジモノNAVI

2013/3/30

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ほこり除去に有効なエアーダスター

USB端子やパソコンの排気口付近、キーボードなどはほこりがたまりやすい場所だ。ほこりを放置すると電子部品のショート(電気的短絡)を引き起こす原因になる。特に排気口付近の汚れは、パソコン内の空気の循環を妨げ、温度の上昇によりパソコンの寿命を著しく縮ませかねない。しかし、これらの場所は隙間が小さく、布で拭き取るのはなかなか難しい。

こうした細かい場所を掃除するのに適しているのが、空気を噴出してほこりを吹き飛ばすエアーダスターだ。USB端子の内部のような、掃除が難しい場所でも、数秒吹き付けるだけでほこりをほとんど取り除ける(図10)。この際、端子付近をビニール袋などで覆ってから作業すると、ほこりが飛び散りにくくなる。エアーダスターは1本当たり500~600円程度。常備しておくと何かと便利だ。

図10 USB端子にたまったほこりは除去しにくい。市販のエアーダスターを使うと端子内部のほこりを一気に吹き飛ばせる(左)。ファンの排気口付近もほこりがたまりやすい場所の一つ。掃除機で吸い出すのが簡単で早い(中央)。パソコン内部の汚れもとれる。サンワサプライの「CD-83KT」(実勢価格は約600円)は、掃除機に取り付けるアタッチメント(右)。キーボード内部の掃除に向く

パソコンの排気口付近は、掃除機を使うと手っ取り早い。エアーダスターを使うと、ほこりがパソコン内部に入ってしまう恐れがあるが、掃除機なら吸引力でパソコン内部にたまったほこりまで吸い出せる。

キーボードの汚れも掃除機を使うと楽だ。ほこりだけでなく、キーの隙間に入り込んだ食べかすや消しゴムかすなども吸い出せる。サンワサプライは、キーボードの掃除向けグッズ「CD-83KT」を販売している。CD-83KTは、掃除機の吸引口に取り付ける先の細いノズルで、キーの隙間にある汚れを簡単に吸い出せるようにしている。

USB端子の酸化膜除去グッズも

図11 作りが精巧なノートパソコンは丁寧に作業しよう。排気口の汚れは綿棒(左)、キーボードのごみはブラシなどを使うとよい。右はエレコムの「KBR-005」シリーズ、実勢価格は約600円

掃除機は便利な半面、吸引力が強いので要注意だ。特にノートパソコンは、内部やキーボードに精密な部品が詰まっている。掃除機から伝わる振動などで部品が傷んでしまうと、故障する恐れがある。排気口の汚れは綿棒などで拭き取り、キーボードの汚れは柔らかいブラシを使うなど、丁寧に処理しよう(図11)。

USB端子はほこりだけでなく、「酸化膜」も形成されていく。酸化膜とはその名の通り金属の酸化によってできる黒ずみを含む汚れ。一般に、酸化膜を放置すると接触不良の要因になるとされている。サンワサプライの「CD-USB1」は、このUSB端子の酸化膜を除去するグッズ(図12)。

図12 USB端子内を掃除できるサンワサプライの「CD-USB1」(左、実勢価格は約600円)。2、3回抜き挿しすると端子部分にあった酸化膜が付着する(右)

数回抜き挿しすると、酸化膜がグッズに付着する仕組みだ。USB機器が認識しにくいなどの不具合があるなら、解消手段の一つとして検討してもよいだろう。

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