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職場の知恵

トラブルを避ける近所付き合い、引っ越しのマナー

2012/9/26

~引っ越しあいさつの常識とは~

Q1 いつ、誰と訪ねる?
 引っ越し当日が理想。遅くとも翌日までには。夕食時、深夜、早朝を外すのが原則。家族そろってが無理なら、家族構成を伝えよう。

Q2 どこまで回る?
 一軒家なら向こう三軒両隣。マンションなら両隣と上下の住人に。同階に4戸といった小規模マンションなら同階の全部の部屋へ。

Q3 服装は?
 外出できる程度の普段着で構わない。スーツのように改まりすぎると重たい。通勤前に立ち寄るなら、それが伝わるようかばんを手元に。

Q4 手みやげは?
 500~1000円程度のタオルやお菓子が無難。お菓子なら日持ちのするものを。センスよく見せたいのは分かるが、ひねりすぎは禁物。

Q5 伝えることは?
 苗字(名前は必要ない)と家族構成。「帰宅時間が遅い」「ピアノを弾く」「ペットがいる」など、迷惑が生じる可能性があれば伝える。

Q6 聞いておくことは?
 最初は「頼りにしています」という態度を見せるだけにとどめ、特に聞かなくてOK。次に会ったときは、街の情報などを聞いてみても。
マンションの共用部分はここに注意!ちょっと差が付くおとなの振る舞い
 同じマンションの住人が廊下に自転車を置いているとか、ベランダでたばこを続けざまに吸うなど、マンションの共用部分を専用部分と誤解しているような光景を目にしたことはないだろうか。マンションの場合、廊下、階段、エレベーター、ロビー、駐車場などは住民全員で使う共用部分。そのほか各戸のアルコーブやベランダも、実は共用部分である。これらを使うには、マンションの管理規約に従うのは当然のこと、ほかの住人に配慮するのがマナー。「共用部分では、常に誰かに見られていることを頭に入れて行動することです」(石原さん)。
 また逆に、共用部分で好印象を与えられる配慮も。「エレベーターに乗る際に男女が2人きりになったら、男性から『お先にどうぞ』と声を掛け、先に行かせるのがスマート。女性は状況に応じて、『よろしいのですか?』『ご一緒にどうぞ』と応じればいい。犬を連れて乗る際もこうした配慮は効果的です」(石原さん)。

アドバイザー

石原壮一郎さん
 コラムニスト。1963年生まれ。『大人養成講座』(扶桑社)で単行本デビュー。『大人力検定』(文藝春秋)が大人ブームの火付け役に。『おつきあいのマナーとコツ』(監修/学研)、『オトナの怒り方』(青春出版社)など著者多数。

(ライター 辻 啓子)

[日経おとなのOFF2012年9月号の記事を基に再構成]

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