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東京ふしぎ探検隊

新宿南口、線路上に巨大ターミナル 「大新宿駅」が実現

2012/10/26

JR新宿駅の南口(左)と建設が進む交通結節点(右)。中央を走る甲州街道の整備は最終段階を迎えている

1日の利用者が約340万人と日本一多い新宿駅で、大工事が進んでいる。南口では線路の上に人工地盤を設け、改札や広場、タクシーやバス乗り場を備えたターミナルができる。商業施設のある高層ビルも建設予定だ。誕生から127年、転機を迎えた新宿駅のこれからと、秘めた歴史を探った。

■改札・広場・停車スペース備えた新駅舎

JR新宿駅の南口改札を出ると、目の前に工事中の建物が見えてきた。かつて正面にはっきりと見えていたNTTドコモ代々木ビルは、特徴的な尖塔(せんとう)部分が少し見えるだけ。南口の風景はこの数年で大きく変わっていた。この武骨な建物はいったい何なのか。

「駅と広場、交通拠点を兼ね備えた新駅舎です。交通結節点と呼んでいます」。国土交通省東京国道事務所の泉達也・新宿プロジェクト調整官が解説する。

交通結節点の完成イメージ図(国土交通省東京国道事務所提供)

泉調整官によると駅舎は4階まであり、1階がJRのホームと連絡通路、2階が改札となる。2階には駅施設と歩行者広場が整備され、サザンテラスや甲州街道(国道20号)、JR南口改札とフラットでつながる。

3階はタクシーや一般車が乗り入れ、4階に高速路線バスの乗降スペースができる。タクシーは40台超、一般車も10台以上が乗り降りできるようになる。バスは30台ほど待機できるという。これらはすべて、2016年春の完成を見込んでいる。

泉さんに内部を案内してもらった。中に入るとよくわかるが、既に建物の骨格はできあがっている。甲州街道から分岐する車路もその骨組みはできていた。確かに人と車がスムーズに流れるように設計されている。

交通結節点は新宿駅の南口改札正面にある。正面奥に見える尖塔がNTTドコモ代々木ビル
歩道橋から交通結節点を望む。左奥に見えるのがタカシマヤタイムズスクエア
上空から見た交通結節点。右手前がタカシマヤタイムズスクエア(国土交通省東京国道事務所提供)

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