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ダイエットの味方 食欲抑える「満腹ホルモン」 働きもののカラダの仕組み 北村昌陽

2012/10/28

食欲の秋。つい食べ過ぎるこの季節にふさわしく、今回のテーマは「満腹感」です。体の中には、脂肪がたまってくると食欲にブレーキをかけるメカニズムがあります。でも、ブレーキがきちんと作動するためには、クリアすべき条件があるのです。

人間が、生きる本能として食欲を感じるのは当然のこと。これをアクセルとすると、ブレーキに当たるのが満腹感だ。

「食欲や満腹感が生じるメカニズムは、最近の脳科学でかなりわかってきました」

こう語り始めたのは、東京都医学総合研究所副参事研究員の川野仁さん。食欲をコントロールしているのは、脳の「視床下部」という場所だという。

「この中に、“摂食中枢”と“満腹中枢”という、逆の衝動を起こす神経メカニズムがあるのです」

■“摂食”抑え“満腹”高める「レプチン」は救世主?

視床下部には「食欲を高める神経」と「抑える神経」がそれぞれ数種類ずつある。神経から伸びた腕が、脳のほかの場所にシグナルを伝えると、私たちの心の中に「お腹が空いた」とか「ああもう満腹だ~」といった気分が湧いてくる。前者が摂食中枢、後者が満腹中枢。

特に大事な役割をしているのが、摂食中枢では「MCH神経」、抑制中枢では「α-MSH神経」。実験的にこれらが働かないマウスを作ると、MCH=アクセルを失ったマウスは食欲が落ちてやせ細り、α-MSH=ブレーキを失ったマウスはどんどん食べて太るそうだ。

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