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職場の知恵

「折れない心」を作る7つの習慣

2012/5/28

「ここ数十年の生活環境の変化が原因で、脳はネガティブに傾きがちになってしまった」と、脳科学者の有田秀穂さんは言います。「ネット漬け生活がネガティブ思考を招いてしまう」という指摘も。しかし、あきらめる必要はありません。ちょっとした生活習慣を変えることで、思考をポジティブに変えることができるのです。

「気分が落ち込む」、「イライラする」、「ネガティブ思考に陥る」といった心の不調を感じている人が増えている。

東邦大学医学部教授の有田秀穂さんによると、これらはすべて「脳内物質のセロトニンが欠乏しているために起こる症状」だという。

セロトニンとは、脳に放出される神経伝達物質(脳内物質)の一種。「脳を覚醒し意欲を高める、平常心を維持する、痛みを感じにくくする、などの働きがあります」(有田さん)

朝晩のプチ習慣でポジティブ脳になれる

しかし、「パソコンの前に座り続け、“体を動かさず”“息をひそめている”状態で脳だけを使っていると、それが脳ストレスとなり、セロトニンの合成・分泌を減少させてしまう」と有田さん。帰宅途中も携帯電話を見続け、帰宅後もブログ更新に夢中…といった生活は、知らず知らずのうちに、ネガティブ思考に傾かせてしまうのだ! そして、こうした生活が続くと、うつや引きこもりの原因になることも。

ではどうしたら、ポジティブ脳に切り替えられるのだろう? 有田さんおすすめの方法は、まず朝、カーテンを開けて太陽の光を浴びること。次に、ジョギングなどのリズム運動を行うこと。そして、人と触れ合うこと。

詳しくは、以下に挙げた7つの習慣を読んで実践してみよう。

「特にリズム運動は、集中できる環境で行って。そうすれば、セロトニンが増えるだけでなく、夢を持つ力やコミュニケーション能力をつかさどる前頭前野の働きもよくなります」(有田さん)。

セロトニンは、朝の光とともに合成と分泌が始まり、一日のやる気と集中力を上げる。そして日没後は、睡眠にかかわるホルモンのメラトニンに変わるため、よく眠れるようになる。「セロトニン神経を活性化する習慣を、毎日朝晩5分以上行ってください。5分たつと、脳内にセロトニンが分泌されます。自分でも心地いいと感じますよ。これを、さらに最低3カ月続ければ、幸せ脳に変わってきます」(有田さん)。

脳内物質セロトニンとは…
脳に放出されている神経伝達物質の一種。脳幹の中の縫線核にあるセロトニン神経で合成され、朝の目覚めとともに分泌が始まる。感情・気分・情動を調整し、自律神経を調節。精神を安定させる作用や、痛みの感覚を和らげたり、姿勢を保つ筋肉を働かせたりする働きがある。

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