韓流ブームけん引 「新大久保族」の情報発信力

韓国製の化粧品や食品が女性を中心に支持を集めている。日経産業地域研究所が韓流ブームの発信地、東京・新大久保に通う女性を調査したところ、韓国製品の魅力は日本製品にない「低価格」と「個性」であることがわかった。韓国製品人気をけん引する「新大久保族」は口コミ好きな買い物上手であることも明らかになった。こうした情報発信力も日本市場での韓国製品急拡大を後押ししているようだ。

前年比2~3割増の化粧品や菓子も

日本で韓国製品の売れ行きが急拡大している。いくつか例をあげよう。

▼韓国化粧品「MISSHA(ミシャ)」の日本法人、ミシャジャパン(東京・港)の2011年売上高はカタツムリクリームなどが好調で前年比3割増の約20億円

▼韓国の菓子メーカー、オリオンのチョコレート菓子「マーケットオー リアルブラウニー」の今年1~3月の日本での売り上げは前年同期比約25%増

では、拡大の背景にはなにがあるのか。日経産業地域研究所は調査会社マクロミルを通じ3月16~17日、東京・千葉・埼玉・神奈川に住む20~60代で「過去半年間に2回以上、仕事以外の目的で東京・新大久保に行ったことのある」人にインターネットで調査した。うち女性152人の回答をまとめた。

5年前に比べた韓国製品のイメージは「良くなった」「やや良くなった」が計78.9%に達した(図表1)。韓流ファンの多い新大久保族だけに当然の結果だ。

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韓国化粧品のイメージ「低価格」で「個性的」