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GW公開のマンガ原作映画 『テルマエ・ロマエ』VS『宇宙兄弟』 日経エンタテインメント!

2012/4/30

テルマエ・ロマエ  日本屈指の“濃いメン”が大集合  古代ローマの設計技師・ルシウスが、銭湯、温泉…と日本の風呂場へタイムスリップ。日本で得たアイデアを古代ローマに取り入れていく。ルシウスが風呂文化に感嘆する姿に悶絶。映画オリジナルの役に上戸彩、マンガ家を目指す日本人を演じる。監督は『のだめカンタービレ』の武内英樹。出演・阿部寛、市村正親ほか/配給・東宝

年間700本もの作品が公開されるなか、多くの人が本当に見たいと思っている映画とはどのような映画だろう。「日経エンタテインメント!」誌では今年の2月号で、映画情報サイト「映画.com」と共同で計1000名にアンケートを実施した(10代~50代の各世代について男女100名にアンケートを行った)。

その結果、ゴールデンウイーク公開の映画で関心の高さがうかがえたのが、ともにマンガを原作とした映画の『テルマエ・ロマエ』と『宇宙兄弟』だ。『テルマエ・ロマエ』は、女性では20代で6位、30代で8位と支持された。一方の『宇宙兄弟』は、新垣結衣、恩田陸など著名人&業界人アンケートで人気が高かった。原作は、いずれも累計発行500万部超の人気作。『テルマエ・ロマエ』は2010年にマンガ大賞、手塚治虫文化賞を受賞し、『宇宙兄弟』は2011年小学館漫画賞、講談社漫画賞を受賞と、同時期に注目された作品でもある。

ともに公開規模は300館超とライバル的な存在。とはいえ、前者は、古代ローマと現代日本の風呂場を行き来するコメディ、後者は兄弟が宇宙を目指すヒューマンと、タイプは全く異なる。キャスティングへのアプローチの違いにも、それぞれのこだわりが反映されている。

フジテレビプロデューサー 稲葉直人氏  1977年生まれ。『SP 野望篇/革命篇』『ロボジー』などをプロデュース。

日本の風呂場へタイムスリップした古代ローマ人を描く『テルマエ・ロマエ』。「一読して“笑撃”を受けました。ただ実写化はないなと…」と話すのは、フジテレビのプロデューサー・稲葉直人氏。だが、たまたま阿部寛が表紙を飾るファッション誌を見た瞬間、「ルシウスに見えてしまったんです(笑)。そして、外国人俳優ではなく、むしろ阿部さんが演じたほうが面白くなる」と確信したと言う。原作者のヤマザキマリ氏は、「日本人と聞いて驚いたけど、阿部さんの日本人離れした容姿、職人気質でストイックな雰囲気はルシウスそのもの!」と歓喜の様子だ。

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