水の一気飲みはダメ…間違えないで、熱中症対策

【3】 ~ 夜になれば熱中症は起こらない ~
→ ウソ

気温がピークになる日中を乗り切り、夜になれば気温も下がるので油断しがちだが、熱中症はじわじわと進行するため、蒸し暑い環境で過ごした後、数時間経ってから症状が現れることもある。1日中、外回りの営業を行っていた女性が夜になって「頭痛と吐き気がひどく水分がとれない」と救急車で運ばれることもあるので要注意。

【4】 ~ 症状が出てから水分をとるのでは遅い ~
→ ホント

猛暑の中で1時間も活動すれば、大量の汗をかいて体から簡単に1リットル以上の水分が失われる。「のどが渇いた」と感じるのは、すでに体の水分が不足しているサイン。のどが渇いていなくても、こまめに水分を補給することが大切だ。また、熱中症を発症したときに水分をとるのも重要だが、発症してからでは吐き気などのために自分で水分をとれないこともある。その場合はすぐに医療機関へ。

【5】 ~ 汗はこまめに拭くほうがよい ~
→ ウソ

汗は蒸発するときに気化熱を奪うことで体温を下げる大切なはたらきをしている。いつもハンカチを片手に、必要以上に汗を拭き取ると、自然な蒸発ができず体温が下がらないため、よけいに汗をかく悪循環に陥る。汗をかき、蒸発させることによって体から熱を逃がすことが大切だ。

【6】 ~ 熱中症は室内でも起こる ~
→ ホント

「外に出なければ大丈夫」と思いがちだが、スポーツや炎天下での労働を除けば日常生活では室内で起こることが半数以上。特に料理で火を使うキッチンなどは局所的に室温が上がりやすい。また、さほど室温が高くなくても、高齢者や病気がちの人は発汗を調節する機能がうまくはたらかなければ、熱が体内にこもって熱中症になる。

熱中症の発生場所(2010年) 出典:平成23年日本救急医学会
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