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温水と冷水、交互入浴法で美肌&病気知らずに 日経ヘルス プルミエ

2010/11/26

冷え改善、美肌効果、自律神経を調整する

さて、温冷浴はなぜ健康や美容に効果があるのでしょうか。NPO浴育研究機構理事長の植田理彦さんは「温冷浴を行って末梢(まっしょう)血管の拡張と収縮を繰り返していると、末梢まで血液の循環がよくなる。その結果、冷えが改善する」と言います。甲田さんは美肌効果も指摘。「肌表面の血行も促進されてターンオーバー(新陳代謝)がスムーズになり、肌がキレイになる」。

そのほか、血流が良くなることで、疲れもとれるそう。「入浴中の状態を見ても、温浴だけより、温冷浴のほうが心拍数が上がらず、疲労感が少ない(下のグラフ参照)」(甲田さん)。

温浴と温冷浴での心拍数を比較。温浴では心拍数が上昇する一方だが、温冷浴では上がった心拍数が下がり、疲れにくい。 (データ:医学と生物学:154(2):77,2010より作成)

さらに、温冷浴をすると水を浴びたときに交感神経が、お湯を浴びたときに副交感神経が刺激され、これを繰り返すことで交感神経と副交感神経のバランスが整ってきます。「更年期は自律神経のバランスが乱れやすい時期。温冷浴が更年期の不調に役立つかもしれません」(甲田さん)。

本格的な寒さが厳しくなる前のこの季節は、温冷浴を始める絶好のチャンス。ぜひ始めてみてください。

【読者の体験談】

体重が減り、足先の冷えも改善
S.Kさん(44歳)
動かなかった体重が、温冷浴を行った日に減ってびっくり。体のだるさ、足のむくみが取れ、翌朝も目覚めがスッキリ。足先が冷えるので夏でも靴下をはいていましたが、温冷浴のおかげで靴下いらずになりました。

全身に血が巡っているのを実感
M.Nさん(40歳)
最初は冷水をかけるのをためらいましたが、すぐに慣れました。お風呂上がりはシャキッと爽快(そうかい)! 全身に血が巡っている実感があり、体がポカポカ。お風呂上がりにこんなに唇が赤いのは久しぶりです。

(日経ヘルス プルミエ 福島哉香、ライター 有留もと子)

[日経ヘルス プルミエ2010年11月号の記事を基に再構成]

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