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有吉は月額7億円超 人気者のネット発信と広告価値

日経エンタテインメント!

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 多数の読者数を誇るネット界のセレブたち。ツイッターとフェイスブックについて、彼らの書き込みの広告価値をお金に換算し、その金額をランキング化した。

一言ネットに書き込むだけで、瞬く間に200万人以上に情報が広がっていく、お笑い芸人・有吉弘行や、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅのツイッターアカウント。彼らのアカウントには月に5億円以上の広告価値があるという(下の表)。自己紹介サイトのフェイスブックでは、歌手の安室奈美恵のアカウントは1日あたり700万円以上の広告価値に。最新のネットサービスを利用する芸能人の発言力、そしてその金銭的価値は日々右肩上がりで上昇している。

芸能人は書き込みが命

この価値をさらに上げるため、ネット界のセレブたちは、他のセレブとの写真や、マスコミには明かさない本音など、自己のアカウントを通じてしか知り得ない特ダネを提供する。人気作りのために、歌舞伎役者の市川海老蔵は、1日に20回もブログを更新するほど。

中には一般の閲覧者からルール違反の暴言コメントを受け取ることも。しかし、どううまく終結させるかを見せる「炎上ショー」も、閲覧者を増やす格好のステージだ。

海外でも、ケイティ・ペリーとジャスティン・ビーバーのフォロワー獲得合戦が話題になるなど、今や、多数の閲覧者を抱えることが、セレブの証になる時代。そのアカウントの広告価値が、今後、マスコミへの出演ギャラに反映される時代も来るかもしれない。

【ツイッター】 300万フォロワーで有吉弘行が圧倒的1位

ツイッターは、最長140文字で短文投稿(ツイート)するサービスで、世界で約2億4100万人が利用している。他者のツイートを引用するリツイートで、発言は第三者に次々と拡散する。

有名人の各自のアカウントの広告価値はどのくらいになるのか。数ある換算式のなかで、有名なのが、米国の裁判で公表された数値だ。2011年12月、米国企業の社員が業務で利用していたツイッターアカウントを退職後も使ったため、前社の資産を流用したとして訴えられた。

原告側は、損害金額として、1フォロワーあたり1カ月2.5米ドルという金銭価値を算出。このケースでは、退職時に1万7000のフォロワーがいたため、8カ月で34万米ドルという高額が請求された。当時、ツイッターのフォロワー数の価値が数字で示された公式な例がなかったため、判決にネット界の注目が集まったが、結局和解となり、判決には至らず。しかしながら、金銭的価値を争った希有な事例のため、価値の算定によく引用される。

拡散するほど価値が上昇

この数字を用いると、フォロワー数300万以上で1位の有吉弘行のアカウントは、月換算で7億円以上に。例えば、某大手検索サイトのトップページのバナーを有料で掲載すると、月に最低でも約3000万円かかる。これに対し、有吉のツイッターアカウントは、無料だが、もしこのアカウントを売った場合、トップバナー広告を20回以上打てるだけの、金銭的価値がある。

ツイッター社によると、ツイッターアカウントの価値は、「フォロワー数に加えて、リツイートによる拡散効果によっても、その価値は上がる」(セールスマーケティング担当の中村晃氏)ので、拡散しやすいネタを提供するのが、アカウントの価値を高める秘訣だ。同社広報担当の斉藤香氏は、この点で、フォロワー数トップの有吉は他のタレントやユーザーを巻き込み、相手の力も借りて盛り上げるのがうまいと見る。

ほかにも、5位の篠田麻里子は、楽屋裏での写真を多く発信し、レア感がファンに受けている。独自のタッチのイラストで人気の俳優・田辺誠一や、写真が趣味で、美しいロケ地の写真をファンが楽しみにしている俳優の時任三郎も、そこでしか見られないコンテンツを提供しており、ツイッターの使い方が上手な例だ。

【フェイスブック】 安室奈美恵がトップ、世界から閲覧者を獲得

フェイスブックは同窓会サイトとして始まり、友達同士でつながったり、メッセージのやりとりや投稿、友達の投稿に「いいね!」やコメントなどができる。世界で一番使われているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、世界で12億3000万人、日本でも2200万人以上が利用している。

フェイスブックの特徴は、「いいね!」やコメントなど、閲覧者からの反響が数字としてフェイスブック上の仲間に分かること。この数字から拡散の具合が分かるため、広告価値を示す指標に使われる。特定の知人、友人関係での交流が主となるため、ツイッターのように不特定多数への爆発的な拡散力はなく、数字も限られるが「○○さんがおすすめするなら…」といった、特定の人物への信頼、ロイヤルティーの高い閲覧者が集まるため、広告効果が高いとされる。

日本のフェイスブックでは、安室奈美恵がトップ。ネット業界での「いいね!」1件当たりの広告価値とされる5円を当てはめると、約700万円に。例えば、某大手新聞社のニュースサイトにトップバナーを出稿すると、700万円で1週間に1200万回の閲覧が保証される。つまり、週に1200万回見てもらえるほどの大きな価値があるというわけだ。

また、ツイッターなど、テキストでのつぶやきがメインのサービスと異なり、フェイスブックは写真をふんだんに掲載できるため、言葉の通じない海外のファンにも情報を発信できる。安室の場合も、日々のアーティスト活動など、写真での情報発信がメインで、テキストで情報発信する場合も、英語と日本語の両方を併記。英語圏のユーザーから「いいね!」を獲得できている。このように、フェイスブックの利点をうまく理解し、運用していることが、国内最多の閲覧者を獲得している理由だろう。

(ライター 高橋暁子、日経エンタテインメント! 白倉資大)

[日経エンタテインメント! 2014年5月号の記事を基に再構成]

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