有吉は月額7億円超 人気者のネット発信と広告価値日経エンタテインメント!

【フェイスブック】 安室奈美恵がトップ、世界から閲覧者を獲得

フェイスブックは同窓会サイトとして始まり、友達同士でつながったり、メッセージのやりとりや投稿、友達の投稿に「いいね!」やコメントなどができる。世界で一番使われているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、世界で12億3000万人、日本でも2200万人以上が利用している。

フェイスブックの特徴は、「いいね!」やコメントなど、閲覧者からの反響が数字としてフェイスブック上の仲間に分かること。この数字から拡散の具合が分かるため、広告価値を示す指標に使われる。特定の知人、友人関係での交流が主となるため、ツイッターのように不特定多数への爆発的な拡散力はなく、数字も限られるが「○○さんがおすすめするなら…」といった、特定の人物への信頼、ロイヤルティーの高い閲覧者が集まるため、広告効果が高いとされる。

海外では、「いいね!」1件当たり、4~6円程度として換算されるのが一般的なため、ここでは「いいね!」の数×5円でフェイスブックページの価値を算定。写真が海外ファンにも分かりやすいため、国際的なPRにも役立つ。2位の作家・村上春樹以外は音楽界から。ONE OK ROCKはロックバンド、YoshikiはX JAPANのドラマー。国民的ダンスグループEXILEに、歌姫・浜崎あゆみ、女子のカリスマ西野カナ、アニメ主題歌など人気の藍井エイル、ギタリストの雅-MIYAVI-、歌手AIと音楽界の実力派はネットユーザーの支持が高い

日本のフェイスブックでは、安室奈美恵がトップ。ネット業界での「いいね!」1件当たりの広告価値とされる5円を当てはめると、約700万円に。例えば、某大手新聞社のニュースサイトにトップバナーを出稿すると、700万円で1週間に1200万回の閲覧が保証される。つまり、週に1200万回見てもらえるほどの大きな価値があるというわけだ。

また、ツイッターなど、テキストでのつぶやきがメインのサービスと異なり、フェイスブックは写真をふんだんに掲載できるため、言葉の通じない海外のファンにも情報を発信できる。安室の場合も、日々のアーティスト活動など、写真での情報発信がメインで、テキストで情報発信する場合も、英語と日本語の両方を併記。英語圏のユーザーから「いいね!」を獲得できている。このように、フェイスブックの利点をうまく理解し、運用していることが、国内最多の閲覧者を獲得している理由だろう。

海外セレブでR&B界の歌姫リアーナや、ラテンポップの女王シャキーラ、ラップ王のエミネムらが4億円プレーヤー。米国には、「いいね!」の価値を何と平均174.17ドルとする高額算定例もある(ソーシャルメディア関連の調査会社Syncapse社)。フェイスブックで情報提供している一流ブランドに対してファンが支出した平均額、親密度などを独自に算定したものだが、高級ブランドの価値は個々人によって大きく異なり、一般的な算定金額約5ドルとあまりにもかけ離れているので、あくまでも参考値に

(ライター 高橋暁子、日経エンタテインメント! 白倉資大)

[日経エンタテインメント! 2014年5月号の記事を基に再構成]

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