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オトコマエで時代を牽引 バブル世代女性は上を目指す 働く女性の25年 世代別研究(1)

2013/5/12

バブル経済真っ盛りの1988年に創刊した日経WOMANは、2013年4月に25周年を迎えました。この四半世紀で、働く女性たちはどのように変化してきたのでしょうか。そして、今後どのような道を進んでいくのでしょう? 20代から40代まで、それぞれの世代のキャリア観やライフスタイル、世代の女性たちとの接し方について「女性と仕事」をメインテーマとするジャーナリストで昭和女子大学特命教授の福沢恵子さんと、世代・トレンド評論家でマーケティングライターとして活躍する牛窪恵さんに話を聞きました。1回目は40代のバブル世代を取り上げます。

■華やかな好景気を体験した最後の世代

華やかなバブルを実際に体験した、最後の世代。特に好景気の92年までに就職した世代が社会に出たころには企業にもお金があり、羽振りもよかった。「金融系や私がいたマスコミ業界では、残業しても分厚いタクシーチケットをもらえていたし、一般的にも上司が経費でよく高級なお店に連れていってくれた時代。お金を使うことへのためらいもないし、消費することが大好きな人たちですね」と自身がこの世代でもある牛窪さんは語る。

同世代の有名人
勝間和代(44歳)・鈴木京香(44歳)・中山美穂(43歳)・永作博美(42歳)・藤原紀香(41歳)・森口博子(44歳)・渡辺満里奈(42歳)など
(イラスト:miya)

日経WOMAN創刊2年前の1986年に施行された、男女雇用機会均等法第一世代の背中を間近に見てきた世代でもある。この均等法により、採用や賃金などの面で男性が優遇されていた時代に、性別による差別に“待った”がかかったのだ。

これを機に、基幹業務に関わって男性並みの仕事や賃金を想定する「総合職」と、補助的業務に関わる「一般職」のコース別人事制度も始まる。ただしこの時点では均等法は、女性の募集・採用・配置・昇進に関する「努力義務規定」にとどまった。総合職第一号として注目を集めた女性には、プレッシャーにさらされて数年という短い期間で退職を選択した人も少なくない。

「均等法により、男性と同じ土俵で一生働ける可能性ができたのは画期的でした。街中や通勤電車の中で、『日経WOMAN』や『AERA』を片手に“デキる女性”アピールがよく見られましたよ。それでも、私が社会人になった91年には、女性が総合職であってもお茶汲みやコピー取りをしたり、早く出勤して机を拭いたりしていました」(牛窪さん)。

出産・育児のハードルも高かった。「働きながら結婚はできても、出産後に復帰するのは至難の業でした。92年に育児休業法が施行されるまでは、約3カ月の産前産後休暇の後は、すぐに親や0歳児保育施設に子供を預けて復帰するしかありませんでした」と、福沢さん。

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